シャカリキを読んでバイブルと思いつつ、当時、自分は登坂とかは有り得ないと思っていました。
感化される人も居るんだろうけど、見るのはともかく自分はいやだなあと。
そうそう、以前紹介したかもめ☆チャンスにそれに近い名言が何かありました。
確かメタボオヤジが、私は自転車への愛は誰にも負けないが、自分が疲れる事には臆病なのだみたいな。(笑)
私はそこまでの愛も無いですが、しかし良く分かります。
ぶっちゃけ、客観的に熱い事は分かるが、主観的に熱くなれる事じゃないなぁと思っていた訳です。
ヒルクライム流行ってます。そうすか。みんながんばってください。
だったんですが、
さて今では、
「坂はキツイが達成感がある。平地は楽だが退屈だ。」
になってきました。
いや、その世界でさらに速さをとかは全然求めてないのです。
単純にですね、平地が暇なんです。
感覚的には、、、、そう。座禅に近いんです私にとって。
時間が進まないんですよ、、、。
では坂だとやる気まんまんか??
いえ、やる前は行こうと思っています。
しかし登ってる最中は帰りたくてしょうがありません。(笑)
振り返ると達成したという充実感があるのです。
ですから次回も挑戦したいとか思っているのです。
しかし、やってる間はいつも後悔しているのです。
毎回毎回自分にがっかりする。(爆)
私は痩せなくてはならない。
しかし坂を上ると無酸素運動が続き、筋肉は付けど脂肪の消費には向かない。
足は太くなる。でも一瞬で筋肉は落ちる。(涙)
平地を長い時間心臓に負担かけずに走るべきです。
でも坂じゃないと走る気が、、、、、、
あぁ自分面倒くさい!!!(笑)
というわけで、こういうメタボ野郎が坂を登る様になるまでのお話しを時々書いて行こうかと思います。
盆地に住む私ですが、私の住むあたりから盆地幅が狭くなる為、割と直ぐに山側にぶつかります。
その山が林檎園なのですが、割と立派な公道と、その道に向かって上る農道がある事はあまり知られていません。
私は眺めが良いので時々その道を車で走ってたのですが、山に沿っている道は結構アップダウンがあるものの、その山沿いの道に登る為の順路が割りと急で、当時は自転車乗らなくても何となく坂を見るとシャカリキを思い出してしまい、これ登ったらすごいだろうなぁとか思っていたのでした。
そして幾つか登る農道はかなりの激坂でして、これはもうチャリで登る事は有り得ないなぁと思っていたのでした。
さて、MTBを買って割りと直ぐの事ですが、この順路に無謀にも挑戦しようとか思ったのでした。
この山沿いの道に入る順路は、登って直ぐU字型に降りてくる道で、所により10~15%の道が続く結構な坂道です。(最近斜度計積んでるので分かった事ですが)
そこに炎天の下、メタボでかつ当時は禁煙していない私が無謀にも挑戦してみた結果、半死。
真ん中くらい行った所で心拍数がほぼ最大。一息付ける平地があるのですが、正直あまりに苦しく、逆に言えばもう二度とここまで上がって来ようとは思わないであろうと考え、残りの半分登っちまえと坂道に突入。
12%くらいの坂が延々と続くのですが、当時の私の脚力ではMTBのフルインナーでまわし続けるしかありませんでした。自分が激重い。(笑)
正直まったく立ち上がる力がありません。
しかし座っていると上死点下死点を勢いで通過させるしか無く、あんまり回転数を落とせません。
心拍数が何かすごい事になっています。
ってか心拍音が脳に聞こえる感じがする時はやばい。
吐く息が血の臭いというか鉄臭い時はよろしくない。
やめるかどうか迷いつつ何か坂がゆるい所にたどり着き、一息。
だが、、、、、慣れてない為、きついところからゆるくなっただけでほぼ平地っぽいと勘違いしている。実は8%以上。普通に山道とかにありがちな坂の斜度。
何か全然回転数を上げられない。
そしてやっと本当に平坦な道にたどり着く。
しばらくして山沿いに進む道へ入る分岐点が近づいて来たが、当然スルー。
先に述べた様にU字型になっているので、そのまま直進し坂を下へと降る。
降ってみると、結構登ったなぁって気にもなる。その反面あっという間に降りてしまい何かが納得行かない。(笑)
半死の状態で家に帰るが、全然心拍も呼吸も戻らない。オーバーヒート。
とにかく熱すぎて死にそうだったので、水を飲み、冷蔵庫から缶ジュースを出し、裸になって、常温になった昨日のふろの残り湯にドボンと入ってつかります。
本当に本当にオーバーヒートしていて自分を水冷したわけですが結構効きません。
こういう運動を突然してヤバイ人とか入るんでしょうね。ちょっと引き際間違った気がしました。
水風呂で冷えたジュースを飲みながら、何か落ち着いて来たのは15分後くらいでしょうか。
実際の所、乗る前から良く言ってはいたことですが、坂はもう捨てるかなぁと正直思ったのでした。
つづく
私もそもそもチャリに乗る理由がメタボ対策から始まったチャリです。
返信削除メタボ対策としてはウエストが4センチ、体重が5キロ減ってまあまあの効果が出ているのではと思っています。
初心者なので、平地主体のポタが中心です。
最近少しだけ速く走れるようになったので、チャリ屋の
チョイポタに参加しようと思い色々と聞いてみると
月1の初心者からのチョイポタと毎週日曜日の峠トレーニングがあるということでした。
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/atomic-cycle
峠といっても斜度8度程度で峠まで距離は3.3キロ程の
コースです。
参加者は中級以上で勿論初心者もOKだそうです。
店の人(通称ドクター)に聞くと、速い人は10分で登り
女性の参加者でも15分くらいで昇るそうです。
まあ、いきなり参加して迷惑かけるのもいやだし、昨日
朝のミニポタ(60キロ)走って昼から清滝峠に一人で
言ってみました。
で、結果16分45秒・・・・
途中4回止まりましただから本当のタイムは20分超えました(爆)
改めて自分の力量を再確認できて、チャリ屋に参加しますって言わなくて良かった。(笑)
まあ、当分は初心者から参加できる月一の方の平地走りに
参加しようと思っています。(汗)
でも、上がって見ると下りは長くてとても気持ちいいです。私の脚力ではコンパクトドライブでもリヤは27Tが
欲しいですね。今の25Tではどうも無理ぽい気がしてます。多分、坂上がるだけならプレスポの方が速く上がれる気がします。(笑)
スプロケ換えようかなぁ。(ぼそ・・)
>斜度8度程度で峠まで距離は3.3キロ程の
返信削除コースです。
8度は普通の峠じゃありません。(笑)
おそらく8%くらいだと思うのですが、、、。
7~8%と言うと、標準的な峠道でかつ一般市民的にはきつめの坂って所でしょうか。
他人の登録情報ではありますが
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=459805a24f3da4dd05199280af3ef70b
これでしょうか?
高低差200mくらいで斜度は8%程度の区間が大半を占め、両端が6~7%くらい。
単純比較は出来ませんが、以前記事にした南昌山
http://denkizkrote.blogspot.com/2010/04/blog-post_10.html
ここの最初のトンネルくらいまでの距離に相当しますかね。
女性で15分、、、個人的には速く感じます。(笑)
天文中年さんのタイムでも時速10km/h以上ですよね。
個人的にはこのくらいの坂をだらだら行こうって時には10km/h割りそうです。(笑)
>私の脚力ではコンパクトドライブでもリヤは27Tが
欲しいですね。今の25Tではどうも無理ぽい気がしてます。
個人的印象ですが25Tがきついときの27Tは正直革命にはならない感じですね。
タイム短縮にはならないんですが、MTBのほうが坂が楽に感じます。(笑)
>8度は普通の峠じゃありません。(笑)
返信削除おそらく8%くらいだと思うのですが、、、。
失礼しました。
8%の間違いです。(汗)
>これでしょうか?
高低差200mくらいで斜度は8%程度の区間が大半を占め、両端が6~7%くらい。
ピンポンです。
土曜日にここを走ってから久々に筋肉痛になりました。
昨日の晩にいつものトレーニング走行したら、まだあとを
引いています。(汗笑)
>女性で15分、、、個人的には速く感じます。(笑)
天文中年さんのタイムでも時速10km/h以上ですよね。
個人的にはこのくらいの坂をだらだら行こうって時には10km/h割りそうです。(笑)
行き着けのチャリ屋さんの常連メンバーの方はそこそこの方が多いようです。
というか、一番遅い女性の方ですら、私にとっては神に近い存在です。
>個人的印象ですが25Tがきついときの27Tは正直革命にはならない感じですね。
なるほど
実際、チャリ屋の常連メンバーの方はコンパクトドライブでは無いと聞いていますから、強力な脚力が一番なのでしょうね。
ああ、バイオニック組織移植でも受けたい・・・
現実的には坂の上り方を勉強して、同時に脚力も鍛えるしかないのでしょうね。
でも、今は筋肉痛です。(笑)
>というか、一番遅い女性の方ですら、私にとっては神に近い存在です。
返信削除実際、この距離で一分半の差はどうしたら縮まるのか途方に暮れる所ありますよね。(笑)
あるところで止まって一分半立ち尽くして見て、その頃やっとくる感じと、、、
休んでたり、極端に手を抜いたならともかく、がんばって走ってみてその感覚が開いてた時はどうやったら縮められるのかちょっと想像が付きません。(笑)
自分、会社に付く時ですが、超気合入れた時に対して、気合を入れすぎぎず一部だけがんばる様な事はしないで体力を温存する様に走った時、一分ほどタイムが違いました。
しかし、会社はある曲がり角を曲がると直線が見え、ちょうどその直線を一分くらい走ると付く感じなのです。
逆に言うと、自分が2人居た場合、少し楽に走った自分が曲がり角を曲がって会社が見えると、丁度がんばって走った自分が会社に入る所が見える様な感じになります。
その1分前を走ってた自分の疲れ、、尋常じゃ無いんですよね、、、、。
ですからある程度走れる様になってからの一分差を縮めるのって容易じゃないんだと思います。
>実際、チャリ屋の常連メンバーの方はコンパクトドライブでは無いと聞いていますから、強力な脚力が一番なのでしょうね。
登山してたときに思ったのは、筋肉が付く以上に、体重が減る影響の方が大きいって所でしょうか。
5kg落ちると1リッターのペットボトル5本分荷物が減らせたのと同等ですもんね。
逆に5kgの重りを追加して、同じ様に走る筋力を付ける事は難しい感じです。
ちなみに昨日は午前半休が取れたので、先に言った南昌山を登ってから会社に行きました。思うところありMTBです。
時間はかかりますが、やっぱり軽いギヤのせいか体力的には楽でした。
平地は転がり抵抗の影響が大ですごい疲れましたが、、、。