2010年9月17日金曜日

ボントレガー LT3 26*2.0

ボントレガー LT3 26*2.0

CST(或いはマキシス)のC-1040Nが私のチャリの組み合わせにおいては、公道ではあまりよろしくない旨を以前書きました。
実際、こういう相性についてはボディジオメトリー等も関係してくると思われるので、あくまで私の場合という事で。

どういうふうによろしく無いかと言うと、路上の突起、特に進行方向に伸びている物に対してロードの細いタイヤよりハンドルを取られやすいのです。
この辺、個人的にMTBはロードに比べてタイヤの慣性が非常に強く感じるのでなんでそうなるのか謎です。
が、気を抜けないので非常に怖いのです。
例えばタイル上になってる路面とか、タイルの微妙な高さの違い(数ミリ程度)が左右にある時、タイヤが乗り上げずに低い方へはじき返されたり、点字ブロックの様な上では振動する様にハンドルを溝に合わせて取られつづけたりとか。

実はビンディングも渋くなっており、最近簡単に足を捻ったくらいでは抜けない時が出てきました。
何かこう粘って開放してくれない感じでして、とっさの時間に合わない事が出てきました。
こんな状態なので、結構大雑把に道を走れるハズのMTBが最近緊張しまくりなのです。
又、センターリッジですが、そこだけで走ってる分には良いのですが、そこを外れると極端にブロックの隙間が開きすぎる為、バイクを傾けて行くと突然傾きに応じた曲がり方をせず、さらに極端にバイクが倒れ様とする等、下りでは扱いにくい時があります。
これまた結構ヒヤヒヤするのです。

これらに関してどんなタイヤだと良いのかは分かりませんが、スリックタイヤの時は全く問題ありませんでした。
そこで横方向にエラを張った様な構造では無く、比較的タイヤの断面がスリックの様に丸い断面をしていて、そこを有る程度均一に削りとってブロックにした様なタイヤでもあればよいのかなぁと。
あ。そうそう。
値段が安いというのも条件の中では優先度は高いです。(笑)
というわけで買ったのが写真のタイヤ。

サイクリングに行く直前ですが、前タイヤだけ変更しました。
いや割と今回の予定は目的地まで舗装路が長いので、緊張する運転は簡便したいとそういう訳でして。
その話は後ほど書きますが、ちょっと波乱がありまして、おかげでオフロードもオンロードも、その上り下りも含め100km程走る事になり、何となくこのタイヤが解りましたのでレポート等を。

まず、公道においてハンドルを取られる件に関しては、それなりに取られます。
残念ですが、点字ブロックとか結構振られました。
が、前より結構マシになりました。
特に、左右の段差を斜めにつっきる場合の問題についてはかなりの改善です。
あまり路面に神経質にならなくて良くなりました。

コーナリングについては傾きに対して比例しない様な動きは無く、この辺は扱いやすいです。

転がり抵抗は以前のタイヤを戻して見ないと確実な所は解りませんが、結構重くなった気はします。
C-1040Nに比べると平地でゴーッと音を立てて距離が伸びないというか、漕ぐのを止めると直ぐにスピードが失速している感覚が結構ありました。

オフロードは乾いた路面は結構良いと思います。
砂利道は横方向の噛み付きは結構減った感じで、浮石っぽい所でのふらふらした感じは割りと増えました。
この辺ブロック面積が広いのも影響しているのかもしれません。

総じてC-1040Nに比べると緊張はしなくて良くなった分、精神的に楽になった代わりに、砂利での噛み付きは少し落ち、又、舗装面の転がり抵抗は増えた感じで、肉体的にはあまりやさしく無くなった感じです。(笑)

値段は二千数百円とC-1040Nの2倍ですが、、、って根本的に安いので値段はさておき、いっそ後輪もこれにするか?と言うと、そうまではしたくない感じですね。
尚、見た目は結構ごつくなりそこは割りと好きだったりします。(笑)

↓参考 C-1040N

0 件のコメント:

コメントを投稿