2010年9月21日火曜日

谷地山

山王海→大村の続きです。
http://denkizkrote.blogspot.com/2010/09/blog-post_17.html

一日イベントの積りが半日過ぎた段階で行き止まりにより続行不可能。
だからうどんを食べましたというお話でした。(何だそりゃ)

さて、うどん屋を出て残りは午後半日。
もはや一日レベルのイベントは出来ません。
しかし、ちょっと悩んでいた事がありました。
もう一個やりたかった事にコレがあります。↓


LatLongLabでは道扱いされていないので直線モードでちまちま座標を取りました、、、。
谷地山です。
市内から見て岩手山側に一個山が挟まれており、それを超えるには姥屋敷と呼ばれる滝沢村役場付近から小岩井農場方面へ抜ける道か、もっと北上し「分れ」と言う分岐点そのまんまみたいな地名から春子谷地を抜けて行くルートがあるのですが、またもや間に林道が挟まれています。
このルートはあすみ野と呼ばれるニュータウン?の脇から入り砂利道をぐんぐん登って頂上に着いた後、先に述べた姥屋敷方面、春子谷地方面に分岐する道です。
私が車で降りてきた時の記憶だと、斜度はきつめだが普通の砂利道だった気がしたのです。(実は大ハズレだったのですが)

頂上は電波塔がありそこまでの道があります。
要するに、本当に山頂まで道路がある道なので、その山頂までの制覇感が得られそうだなぁと。そういう訳でして。
距離は5km程。標高は540mくらい。
標高差は350m
斜度は所により10%を超える砂利道。ここが心配な所ですが、例のごとく駄目な所は自転車担いでも登る方式でと。
これをやってみたいと思っていた訳ですが、一日イベントにもなりそうも無いと思い今回プライオリティーを下げていた次第です。
ですから、こうなって半日残った今丁度良い位??

ただ、ここは市内北側。
今いるのは市の外の南側。
目的地まで三十数キロあります。
これまたたいした事無いと言う言い方も出来ますが、ケツが既に我慢ならない感じです。まぁ尿道の痛みとかだと何か支障ありそうですが、ケツの痛みはそのストレスをひたすら我慢してれば大した後遺症も無いのではと言う無茶な仮説により行くだけは行ってみようと言う結論に。駄目だったら戻るとなるのですが、、、、、ケツが痛いときって帰り道も地獄だからどうだろうというのが不安な所ではあります。

まぁ途中過程は面倒なので省きます。
もう痛くて痺れてる状態ですが着きました。
途中のコンビニで水を追加補給し、向かいます。

んでもってですね。
登りだすと砂利道の最初は良いのです。
普通に山道です。
が、1km以内にこうなりました。

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他の林道見ても思うのですが、今年はいろいろ異常です。
たぶん草刈とか市で行ってるんでしょうけど、その後暑い日が続き過ぎて滅茶苦茶雑草類が茂ってしまっています。
晴天続きでしたが、雨降るときは超極端で大雨警報物。
山道は川と化す所もあり、荒れまくり。
もともと交通量が少ないせいか、この場所はそのどちらも当てはまる上にその後整備されていなかった様です。
その酷さですが、
写真向かって左側が谷です。右側が山になるのですが、山側斜面から水が落ちてくるので谷側のワダチが川となってた様です。
おかげですごい荒れて、岩がごつごつ転がっています。
単純に川底が干上がって露出した様な感じになっちゃってます。
そのワダチとワダチの間は草が生え非常に走りにくく、そして気を抜くと谷側にタイヤが落ちやすい。
ビンディングペダルをしているので、そういう事が起こると前足を払われたが如くこけます。
右側のワダチは大き目の石も流れてしまい、比較的平らで走りやすいのです。
しかし、、、、、山側の草が伸びすぎてワダチの上を覆っています。

ってわけでもはや道では無い、、、、、。
ですが、とりあえず右側の草を漕ぎ分けながら坂道を、、、、無理!!!
押し出されます、、、。
では、真ん中を、、、、タイヤが谷に落ちて転ぶ、、、、。
谷側のワダチ、、、、、石が転がりまくってまともに走れない、、、。
を繰り返し、無駄に体力を消耗しながら地味に進んでいきました。

そしてこの道ですが行けども行けども全然改善しません。
たぶん整備直後とかだと良いのでしょうけど、、というか過去降りた何回かは、そこまで道が悪い印象は無かったんですが、今回は最悪の最悪です。
途中ビンディングを外すのが遅れて何度か転び、時に再スタート出きずに自転車を押し、、、或いはスタートしたって道になってないから押し、、、、そういう事を何度か繰り返すとやっとここんな感じに。

そう。
写真じゃ伝わりにくいですが、この坂は開けた空間が何箇所かあり、そこでは向かい側の尾根と下界が見渡せる非常に景色が良い所なのです。
これが見えると平坦路までもう少しです。

しかしもうこの辺で結構回す方の筋肉は駄目になっており、ヤケクソで二速くらい重くしたらペースが逆に上がり、一気に平坦路までたどり着きました。
普通はこの段階で道的には頂点なのですが、今回はさらにこの道を進み、山頂を目指すべく電波塔方面の坂の分岐点へと向かいます。
ってまぁ真っ直ぐ走ってけばその分岐点は直ぐ解ります。

今まで登って来た道に比べると遥かにマシで整備されています。
本当にキツイ所は舗装されていますので、斜度に対してこれまでに比べられば遥かに楽です。
というわけで頂上の電波塔。

もう、やったぁと言うより正直苦行が終わった気分でした。
一角だけ草が刈られていて下界を見渡せます。


苦行終わって良かったな的な、、、。

ケツはもう感覚無し。
さて、日が落ちそうなので下ります。
昔だったらタバコ一服してそうですが、禁煙してからは目的地でせっかちな私です。(笑)

砂利道を過ぎて舗装路になり、やがてこんな景色が


わずかな下りを快適に進んでいきます。
ペダル漕がなくてOK.
単純に平地の原っぱ感覚ですが、実は結構な標高。
たぶん自宅まで3~400mの高低差があるのです。
そう。
私はこの段階でエネルギーを持ってるのです。
それはここまで耐えて溜めてきた位置エネルギー。
タイヤの転がり摩擦が増えて伸びが無い分、これを旨く使って帰らないとバテます。
市街地の方へ一気に降りてしまうとそこで終わってしまいます。
少しばかり遠くても、出来るだけなだらかに位置エネルギーを使って家に寄っていかないと。てな感じで疲れた頭で小岩井農場へ遠回りして下る。というのを選択したのですが、結論から言いましょう。ただの遠回りでした。(爆)
ついでに向かい風の洗礼をうけながら、ケツはもう限界を超えたので太ももをサドルに乗せたりしながら自宅へ帰ったのでした。

ってわけで結局100kmを超えてしまいました。
が、何か満足感よりストレスと筋肉痛を溜め込んでこの日は終わりました。

全く、道は繋がってねぇ~は、もう一つは道じゃねぇ~は、、、。
この有給は何だったかなぁと言う感じでありました。
ちゃんちゃん。(笑)

2 件のコメント:

  1. 一日で2カ所コース、お疲れ様でした。

    MTBのロングはロードのロングよりは疲労度も高いので
    溜め込んだ筋肉痛もさぞ多かったことだと思います。(汗)

    ロードに慣れてしまった私の場合、今更平地でもプレスポで
    100キロも行く気がしませんから、電気蛙さんの潜在パワーは相当なものだと思います。

    一枚目の写真の道は、仰るとおり道じゃないですね。(汗笑)
    トンボ撮影でこんな場所を歩くことが有りますが、歩くだけでも相当疲れます。
    ましてやチャリで、私には全くの想定外というか、あり得ない
    場所です。(笑)

    >少しばかり遠くても、出来るだけなだらかに位置エネルギーを使って家に寄っていかないと。てな感じで疲れた頭で小岩井農場へ遠回りして下る。というのを選択したのですが、結論から言いましょう。ただの遠回りでした。(爆)

    疲れたとき、帰路での遠回りは疲れているとなるべく平坦路を
    選択して遠回りしますが、今までの経験では、少しぐらいの
    登りが有っても最短ルートが結局一番楽みたいに思います。
    まあ、疲れているとそのちょっとの登りとかが、避けたくなるのですが、たいていの場合トータルで登る高度にさほどの差は
    なく短くてキツイか、緩くて長いかの差でして、下るのであれば緩くて長い方が良いですが、登るのなら一気の方が精神的に
    楽というふうに思うようになってます。

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  2. ロードとMTBだと平地の負担は全然違いますが、トリモチでもついてる訳では無いので結果論的に100kmを走るのは容易かと思います。
    要は、、、、何かロードで走っちゃうとそのペースが頭にあるんで、それを目指そうとしてしまうと滅茶苦茶疲れてしまうんですよね、、、。
    ちなみに最近ですが、心拍ベースで走っています。
    だからスピードとかシカトしているんで走れるのかもしれません。(笑)

    >今までの経験では、少しぐらいの
    登りが有っても最短ルートが結局一番楽みたいに思います。

    そうですね。
    余程の標高差で無い限りそんな気がします。
    まぁ山間部を走るときは30kmかけても迂回した方が早いときとかありますがそういうのは例外として(笑)

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