先日久々に泊りがけの出張がありました。
初日は仕事が終わった後飲み会があり、その後ホテルにチェックインしたのですが、酒を飲んだ後はそれが不健康な事であるにも関わらず炭水化物が欲しくなると言うホモサピエンスの習性に操られ、ホテルを飛び出しました。
いや、何か食い物に対して酒の比率が多かった感じで、とりあえずラーメンでも食っておくかという気分だったのです。
が、ついついここが目に入ってしまいました。
モーゼスさんのケバブ(アメ横)
ちょっと話が飛びますが、
昔カミサンと新婚旅行にニュージーランドに行きました。
その時、すごく気になるファーストフード屋がありまして、そこには横文字がどう書いてあったかは分かりませんが、とりあえずスブラキなる物を扱うお店だった様です。
ちなみにスブラキとは日本でいう所の肉の串焼きに該当する物であり、国が違えばケバブ等も同義です。んが、それを知るのは後の事。
別にそこは串焼き屋では無く、サンドイッチ屋でして、牛かラムを選ぶとそれらを細切れにして野菜等と一緒にピタに突っ込んでくれるという物でした。
んでまぁ、これがまた旨い。
そんな一流レストラン云々の旨さとかそういう事じゃなくて、何かこうジャンキーな欲求を満足させるそういう質の旨さです。
ちなみにここでカミサンは食ってる最中にカモメに囲まれ、この時放っといて食ってしまえば良かったものを、下手に威嚇しようとしたり警戒してる間に後ろからカモメにサンドイッチを蹴られ路上に撒き散らされて横取りされるという、何か今だったら動画撮ってたらYouTubeにUPしてぇ!!って感じの冗談みたいな体験をするのでした。
場所はクライストチャーチ。
去年の大地震でかなり崩れて話題になった大聖堂がある所です。
あの公園はカモメが多いのですが、こっちで言う所のサルに襲われただの、トンビに襲われただのと言う感じで、襲われる様ですね。
少なくとも私ではなくカミサンを狙うあたり、襲うべき相手を見極める能力があります。
要注意です。
って大きく話しそれましたが、そんな事があって何年か経って、、、、、、、、うーーーーぬ、、、、何のときだったか、、、、。
たぶん、自然観察BBSの2コマ写真展の時だったと思われますが、カミサンと合流して帰る時に上野でこの店を発見し、名前は違えどモノはほぼ同じ、これを食わねばとなった訳です。
ちなみに先に言った通り、スブラキはほぼケバブと同義であり、という所ですが、、、この場合のケバブは狭義では異なり、串刺しするサイズのレベルが全然違います。
でっかい肉をでかい串に刺して焼きながら、その表面を切り落としながら食うという物ですが、大事なのはそこでは無く、それをピタに入れてサンドイッチにするという点です。
というか、どっちの店舗も良く判らないのが、何故肉の製法名が前面に出ていて、ピタサンドである事が後ろなのか。
日本で言うならば、”串焼き”って書いて合るが表の写真にはサンドイッチ。みたいな感じなのでは無いでしょうか?
率直に、「いや、メインはそっちじゃないでしょ」と言いたくなるのですが、むしろその表現のほうがグローバルスタンダードなのでしょうか。
まぁそれはさておき、これがニュージーランドで食ったものと同じ物かと言うと、微妙に違うのですが満足感の質が同じでして、魂をむんずと鷲づかみされます。
ちなみにお値段は500円。
ドリンク付きで600円と、ちょっと良い値段するのですが、ボリュームは結構有ります。
味はチキン、ビーフ、ミックスの中から選べ、辛さも選べます。
頼むとまず肉を細かく薄く削り取り、ピタの奥へ押し込みます。
特性ソースをかけるとキャベツのみじん切りを詰め込み、またその上に肉片をぎゅうぎゅう詰め、またソースをかけます。
手に取ると結構ずっしり。
少なくともカミサンはニュージーランドでのカモメへの恨みつらみを供養する事が出来た様です。(笑)
ただまぁ、やっぱりお値段は高めに感じ、ちょっとした食事の代金なので、これが飯として足りるかと言うとそうでも無く、ただまぁハンバーガーのセットよりはマシなのですが、何かしら買い足さないと足りない感じでして、そういう感じなもので中々上野に行く機会はそれなりに合ってもなかなか手をだせないで居たのでした。
が、今回は中途半端に食った後なのでラーメン一杯食うよりは良いかもと久々に食べて見たのでした。
いや、大満足。
何か飲んだ後の炭水化物というよりはタンパク質になってしまいましたが、今度食えるときはまた食おうと思った次第です。
尚、しょっちゅう食える状況だと飽きるのは早いんでしょうね。当然ながら。(笑)
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