2010年8月17日火曜日

鑪山(たたら山)2

鑪山の続きです。

まず前回説明した通り、今回の道はアップルロードの頂上部分から出ている林道を走る物です。
ですからまずはアップルロード登らなくてはなりません。
先のわからない道っていろいろ疲れるし、どこで力つかっちゃって良いものか分かりかねるのでとにかく体力温存で登っていきます。

とりあえず短距離で一気にそこに達するルートはどぎつ過ぎるので、順路で行きます。
まぁ順路も一般的な峠の様な斜度ではありますが、前半とかきついので、そういう所はもう気分的に歩いている感じでペダルを漕いで行きます。って出来るかぁ!!(笑)
体重が敵過ぎます。(汗)

そこを過ぎれば、、と言ってもアップダウンを繰り返しながら、坂である所はそこそこ斜度はある道なのでぐんぐん高度が上がって行きます。

↑アップルロード途中
ってな感じで結構短時間で眺め良くなって行くんですよ。

そして登りきれば前回話した頂点部の入り口。

ちょっとキツイ坂になっています。
ですから気合を入れて一気に、、、、、どわっくもの巣がぁっ!!!
というわけで、稀に軽登山客も通りますし、だれかが先に通ってくれてる事を祈りましょう。(笑)

そこを超えるとこの様に畑の農道が延びています。

この畑が終わる辺りから斜面がきつくなりだし、林の中は延々ときつめの坂です。
行った感じは平均で16%と出てましたが確かにそんな感じ。
ちょっと大き目の石を踏んだとかそんなきっかけで簡単にウィリーします。
屁をこいてもウィリーしそうです。
が、丁寧にペダルを回さないとホイールスピンします。
まぁ、何日か前に雨が降っていた為、多少土が軟らかめです。
そこに私のセンターリッジタイプの安いオフロードタイヤだから、神経質に漕がなければならないのも仕方ありません。
ですが、空気椅子的な負荷が掛かるというか、こういうのふとももとか疲れるんですよね、、、。

さて、そんな地帯を過ぎた後、しばらく行くともう一回畑が出てきます。
この2度目の畑が最高斜度かと思います。
というか、私が行ったときは、道が終わってるのかと思いました。
何か畑と林の間に作業道的というか、作業していたら出来た獣道的なと言いますか、とにかくあんましその時は道っぽく無かったのです。
そしてその畑が斜面というか、何か自分的には土手に作られていると言いますか、割と無茶な角度で登っています。
いや、本当にMTBでクロスカントリーとかやってる人からすると、常識範疇と言われるかもしれませんが、私も昔オフロードバイクやってたのでバイクでだったら感覚的に余裕で登れる範囲ですが、自分の足とこのタイヤ。これは信用できません。
エンジンが何十馬力じゃないんです。1人力です1人力。
正確ではありませんが、いや、見た目20%超えています。そして道悪い。
薄く雑草が生えている所とかはパワーを取られます。
このタイヤでは立ち漕ぎは無理でしょうね。
いや、登坂向けにポジションを変更したとは言いましたが、それでも未だ前傾気味のセッティングでした。
これで立ち上がると自分の脚力では無く、体重がパワー余し気味。
前重心になっちゃってるから確実にずるっと行くでしょう。

とかいろいろぐちゃぐちゃ考えていたら面倒くさくなり、ぶっちゃけたいした距離じゃないので最悪押して行けば良いのだから、とりあえず突っ込んじまえと。

んで突っ込んだらきつい!!
前タイヤ浮きまくりです。
思わず立ってしまったらやっぱりズルっと行きまして、慌てて腰を引きました。
妥当な線だとサドルに前乗りしちゃうのが良いのかもしれません。

が、以前さらっと話題として書いたのですが、実は今現在MTBは訳合ってセラSMPのサドルが付いています。
ポジション固定型のこのサドルは、前乗りする所は盛り上がっており、いやもうケツに突き刺さります。
そりゃもう拷問なのか、それとも何かそういうプレーなのかって感じです。
が、だんだん引き足系で回すには限度が出てきまして、残りもわずかになってきたことだしと、前乗りしてみました。
いやもう、ケツ引き締めて座る感じで。

感想
持たないこんなのは。

ちょっとだけ合理的に進んだ感じはしましたが、直ぐに腰を後ろに引きました。
が、後数メートルというところで自転車が横に進み、こりゃいかんと切り替えしたらタイヤが浮き上がり、、でももういいやと何メートルかタイヤ浮いたまま進みましたら斜度がゆるくなりましてやっと落ち着けました、、、、、。
やっぱり前乗りも出来るサドル欲しいですね。

さて、この後は時々きつい坂が出てきたりしますが、LatLongLabで見る通り、ほぼ平坦に近い斜度で登るところがほとんどです。
そして入り口の地図で言う所の登山道との合流点に付きました。
ぱんぱかぱーーーーん。
その写真。

解りにくいですが、写真左側から登ってきました。
そして右側に人が一人通れる程度の登山道があります。

反対側は、、、、、残念ながら同様の登山道が下っています。
ここを押してやり過ごせば似た様な道が出てくるのか解りませんが、この辺が潮時な感じもしました。
というわけでここで引き返す事に。
1.2kmで95m程の登りです。
知らないから楽しいのであって、次はもうMTBで登る事は無いかもしれません。
純粋にどんな山か徒歩で登山はしてみようと思っては居ますが。

というわけで、先ほど言ったどぎつい斜面についてですが帰り道で写真を撮りました。

写真だとわかりにくいですねぇ、、、、。
ちなみに写真正面では無く、写真の右下側から登ってきました。
くどい様ですが、MTB全うにやってる人たちからすれば、常識範疇の斜度と思われます。

ちなみに今回思った事。
やっぱりMTBはMTBで楽しい。
実際疲れましたが、それでも走破能力は非常に高い。
と言う訳で、ロードはロードで別なマシンが欲しいのですが、それ以上に29erが気になる私でした。
正直かなり欲しいです。

さて、時系列がごっちゃになりましたが、実はここに登ったのは天峰山登る前日です。
ここで漕ぎ方からか太ももの上側の筋肉を相当使い切りまして、んで天峰山登って出だしから苦しいとか言ってた割に、次は南昌山旧道。(笑)
3日かけて坂三昧でしたが、本当に筋肉使い切ってしまったらしく翌日は力入らないし激痛でした。(笑)

2 件のコメント:

  1. 3枚目とかの写真を見ていると、MTB以外では行けない
    道ですね。
    って言うか全うにMTBやっている人なら、もっとえげつない
    所へ行くようですが、少なくともロードメインの人だと、この辺は道の範疇からはずれているように見えます。
    少なくとも私には、そんなとこ行けません。(笑)

    筋肉を使い切って、筋肉痛になっても、その翌日はチャリに乗らないにしても、翌々日くらいからは、軽いトレーニング程度に走ることが、脚力の向上になるような気がしてます。

    先日、170キロ走った翌日はトレーニングお休みしましたが
    その次の日から再開しました、再開した日は、ペダルがあまり
    回りませんでしたが、3日目くらいで元に戻ったように感じます。
    こんな調子で、すこしずつロングライドの距離が伸びてくれると良いなぁなんて思うのですが、多分限界は間近かも知れませんが・・・(汗)

    返信削除
  2. >少なくとも私には、そんなとこ行けません。(笑)
    何を仰る。クロスバイクがあります。(笑)

    >筋肉を使い切って、筋肉痛になっても、その翌日はチャリに乗らないにしても、翌々日くらいからは、軽いトレーニング程度に走ることが、脚力の向上になるような気がしてます。

    まぁ継続は大事なんでしょうね。
    実際、筋肉の成長に対して劣化の速度には驚きます。(笑)
    久々にアップルロードをロードで登ったら、天峰山で登った事によって出来たであろう筋肉は既に皆無でした、、、。

    返信削除