2010年8月9日月曜日

天峰山 裏ルート



今日は天峰山へ行ってまいりました。
天峰山は通常は県道455号線というのを使用しますが、今回登ったのは日戸(ひのと)から登るルートです。
海抜は843mですが、このルートの標高差はだいたい600m程度。
455号線から来るともう少し標高差があるのですが、その理由はこのスタート地点に来る前に道が上り下りしており、相対的には既に少し登っているからです。
平均斜度は5.9%と出ていますが、本来であればこんなものではありません。(本来って何だ?)
まぁ、どこにスタートを設定したものかって話な訳ですが、、、、。

この地図で見える常光寺という位置からだと、だいたい登坂ムードでしょうか。
いや、その直前から既に坂なんですけどね。
このルートの特徴は傾斜の変化が割りと多いという事です。
ちなみにこの常光寺は石川啄木縁の寺です。
んで、既にこの前に立派に坂はあります。やっぱりこのルートはスタート地点の解釈に迷う、、、。
特徴をまとめるとなんとなくこういう4段階で構成されている感じ。
10%超
9~10%
5~7%
3%前後

一番きついのは地図中の第一発電所付近。
一瞬15%程度の坂になります。
その他12%程度で長めの坂が2箇所程あり、こういうのが激坂区間でしょうか。
後は9~10%の坂が前半部に多く、何か体力奪っていきます。
その後5~7%の坂がだらだら続いたり3%程度の坂になって一息付けたり、、と思ったら9~10%の坂が又出たりと、何か平均5.9%が実際全部そのくらいなら楽ですが、きつい区間が何かきっちりきついんで表ルートよりえらく疲れます。
表の県道455は7~8%の坂がえんえんと続く道で、基本的にあんまり斜度の変化がありません。非常に計画的に作られた道になっています。
そっちはそっちでひっきりなしに坂で緩くもならないので、どっちがきついって言われてもどっち、、っていうか、いや日戸のほうが地図では伝わらないけど実際きついです、、、。

さてこのルートですが、冬にスパイクで登った所です。
以前はこの地図中にある第一発電所をちょっと過ぎた当たりに駐車場があり、そこまで車で自転車を運んでスタートしました。
今回は家から自転車です。まぁ家からここまでは20km程です。

ちなみに私は暑さが苦手でして、、、、本当にカラータイマーが加速します。
この第一発電所の駐車場に向かったのですが、冬のこのスタート地点に着いた段階で息も足も切れかけておりました、、、、、。

本当に登れるのかって感じで、、、いや、今回は途中で降りるかもと覚悟は決めておりました。
いやはや正直思ったのがMTBは楽です。重いけどとにかく楽です。
MTBというかフロントトリプルが楽。
メタボっていい言葉です。何かね。ネガな話何ですがあんまりネガティブに聞こえない。だから甘いんですよ。
登ってる時思ったんですよ。
このブタ野郎!って。
デブですよデブ!
ロードの一速何かじゃ足りない。もっとローが必要です。
メタボなんかじゃない。
デブなんですよ。
気取ってる場合じゃない。普通の人の価値観でやってる場合じゃないんです。そこになる様目指すのは良いが、今そこじゃない。
デブにはトリプルだ!!!
っていうか日本人のデブ共は何を気取ってるんだか、世界で山岳地帯付近を見ればロードでもトリプル比率は割りと高いでしょうに。
デブという言葉をメタボという言葉でオブラートでくるんで目をそらし、ギヤもダブルのままであることでデブでは無いと思おうとしている!!

ってな感じで実は本当に疲れすぎて、そして息より脚を使い切りかけて四苦八苦している自分に登りながらがっかりしてまして、、、何か脳内ですごい過激な発言が繰り広げられていました。(笑)

いや、何かですね。
この駐車場過ぎた時ですが、冬に登った時よりむしろ厳しかったのです。
MTBすごいなぁ、、、、。
もう何度も何度も思ったのです。こんなに道長かったっけ???と。
12%の坂何かすごいですよ。
冬にワダチからタイヤが外れて深い雪に突っ込み再スタート出来ない。
とりあえずその坂が終わる所までがんばって自転車押して、、、と思ったがこれまたキツイ。
神経集中して30cm幅くらいのワダチの中で外にはみ出さない様に漕ぎ出して見たら少し動き出した。慎重に慎重に加速していき、結構な距離を進むことが出来た。
歩くより自転車乗れた方がとにかく楽。すごく進む。
だったハズなんですが、、、、、、、、今こんなに広い幅のあるこの道でスピード遅すぎてハンドルが左右に振られ、必死でペダルを漕いでるっていうこの状態。
一体どういう事だ、、、、。

ってやってるうちに弱熱射病っぽくなりました。
実はもう水が切れかけてまして。
湧き水が出てる場所があるのですが、それがどこだったか思い出せない。
そこの冷たい水で頭冷やしたかったのですが、暑さの中で寒気を感じたので、日陰を見つけて休みました。
程なくしてスタートしましたが、その直線の終わりに水場がありました(がくり)
これです。


たぶんこの図のゴール直前のX印がその位置かなぁと思ってるのですが、良くわかってません。
ちなみに水は超冷たくて美味い!
頭から被り強制水冷。
生き返った!!!!

そう思うのもつかの間。
曲がり角曲がると改めてキツ目の坂。軽快に回らない足。
全然生き返って無い、、、、。

さらに自分にがっかりしながら、何とか進んでいくとまた見覚えある光景。
何度も勘違いしたいけどたぶんあれが最後の曲がり角。
曲がると
おおお、、↓

最後の直線に出ました。
冬はここは吹さらしで、ワダチの中に雪が埋まっていてとにかくどこも漕ぐ事は出きず、ただただ自転車を押して歩いた道。
今度は登れる。
しかし今度は今度でぶっちゃけ降りたいとか既に思っているが、、、、。

というわけで。
いつもの場所でパシャリ。
曇っていて岩手山が見えない、、、、。

そして帰りは先ほど言った表道。
455号線から下りました。
降りるのは十数分。
一瞬です。(汗)

ちなみに今回はすごく忘れ物が多かったのでした。
大して朝飯食ってなくて、加えて、アミノ酸とかのGELとかスポーツドリンクとか飲むの持ってくるの忘れて、頂上で腹減りましたが鍵とか持ってないんで食い物屋に止まるのもどうかという感じ。
もう帰宅するしかないなぁと真っ直ぐ帰りましたが、結構燃料切れな感じです。
シャワーを浴びた後体重を量ってみたら4kg程減っていました。
いや、これ一回じゃなくてここ2週間くらいでの比較なんですがね。
(何と何をやったってのは覚えてないが、いろいろ実験的に思いつくままにやってたのが良かった様です。いやどれが良かったのか知りたいが、、、)

追伸:トリプルについて
金が無い。

2 件のコメント:

  1. 暑い中、頑張りましたね。♪
    私も、この季節チャリ乗るなら、山にしか行かないですが。
    ルートラボの勾配の平均ってそこそこ正しいのでしょうけど
    殆どの山道って私の良く行く大正池も平均5%程度なのですが
    きついところは15%近くある区間もあり、平均ではコースを
    語れないと最近思うようになりました。
    ちなみに、私の場合は
    斜度が2%以下だと、25km/h位は巡航できて、4%だと18km/h、
    6%だと14km/h、8%だと12km/h、10%だと9km/h、
    そして12%~15%だと6km/hになって、これよりキツイと
    ロードでは無理って感じです。
    勿論、区間が極端に短ければ20%って区間も有りますが、何十メートル
    ってオーダーならコースに混在していてもなんとかなるようですが、
    長いと駄目です。
    坂を上り始めた頃と今とでは、速度は殆ど上がっていませんが、
    軽い登りはそこそこ走れるようになりましたが、それ以外は
    向上したという感覚が殆ど無いです。
    まあ、最初の頃より、坂を上るのが少し楽になったかなぁという程度で
    その分を速度向上にに還元することは出来ないみたいです。(笑)

    それでも、休日にチャリ乗ると山方面以外自分の選択肢は無いみたいで
    早朝に出発して、7時には山頂にいる位でも、途中の坂は暑さで相当
    キツイです。
    それでも、山頂の涼しさと、下りの気持ちよさは何者にも代え難い
    所があって、懲りずに行ってます。(笑)
    大正池の登りも、渓流沿いの道で、時折涼しい風が吹くと、上っていても
    最高に幸せな気分になります。
    電気蛙さんの行ったコースは途中に天然の給水ポイントもあってとても
    羨ましいですね。
    私の場合は、頂上で飲む、保冷ボトルに入ったドリンクはもう温くて
    美味しくないです。(汗笑)
    それに、途中で給水ポイントがあるとボトルも1本あればいけそうなのが
    嬉しいですね。
    2本満タンで行くと1kgは重くなるので、その辺なんか得な気もします。
    ちなみに、大抵2本装備したボトルの1本は登りが始まる前のコンビニで仕入れて
    冷たいものを一本補充して、もう一本のボトルはそこで飲んで空にして行きますが
    まあ、総重量は変わらないので、気分だけでもチャリが軽くなっている
    って感じですね。
    フロントトリプル化は、私の場合今更、投資するのももったい無い気がしますので
    とりあえず、リア12-27T化はしようかなぁと思っています。10%以上の坂だと
    やっぱりもう一段欲しく感じます。

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  2. >平均ではコースを語れないと最近思うようになりました。
    そうですね。
    一定斜度でずっと登りっぱなしってのもある意味疲れるんですが、かといって急斜面、平坦の繰り返しもメリハリが合って良いとも、急斜面で取られる体力がバカにならないとも両方思える時あります。(笑)

    >斜度が2%以下だと、25km/h位は巡航できて、4%だと18km/h、
    >6%だと14km/h、8%だと12km/h、10%だと9km/h、
    >そして12%~15%だと6km/hになって、これよりキツイと
    >ロードでは無理って感じです。
    私はいろんな意味で最近わかりません。
    まず斜度の測定方法で最近また解らなくなった点があり、とりあえずある程度確実性がある所としてはパーセント表示がされている道路での結果。
    それと、最初と最後で著しく速度が違い何を持って巡航とするか激しく悩みます。(笑)いや、ある所でがくーーんと落ちるんですよね。
    がくーーんと落ちるものだから、その前半で考えれば速度は速く、そして後半も含めてしまうと距離が長くなる程平均速度は低くなっていく。
    でもまぁ、とりあえず8%程度でひたすら長い坂だとトータルでは10km/h割ってるのは覚えて居ます。

    >勿論、区間が極端に短ければ20%って区間も有りますが、何十メートルってオーダーならコースに混在していてもなんとかなるようですが、長いと駄目です。

    20%は本当に続かれると困りますね。ウルトラマンのカラータイマーみたいに本当に時間制限付きって感じで、いつまでも続けて居られる気は全くしません。(笑)

    >まあ、最初の頃より、坂を上るのが少し楽になったかなぁという程度でその分を速度向上にに還元することは出来ないみたいです。(笑)

    あ、これはまったくそう思います。
    というか、坂で速度を上げると損失するエネルギーは平地よりドーンと上がる訳で、楽になった分の還元というのであれば微々たるものとなるかと思われます。

    >それでも、山頂の涼しさと、下りの気持ちよさは何者にも代え難い所があって、懲りずに行ってます。(笑)

    本当に中毒症がありますよね。(笑)
    ただ登っている途中はストレス物質しか出てないが、それを登りきると忘れてるんじゃないかと思う所も少し(笑)

    >電気蛙さんの行ったコースは途中に天然の給水ポイントもあってとても羨ましいですね。

    写真出し忘れましたが、お寺を過ぎると自販機があるところがあり、そこでとりあえず一回分の補給が出来ます。
    実は今回、リュックの変わりにヒップバック見たいな物にした結果、予備の水を持つことが出来なくなりました。
    これが大失敗。
    500mlしか入らない容器で、ここで一回目の補給。
    そして湧き水が出る所で補給。
    って感じでぎりぎりタッチダウンしたんですが、実は暑すぎて水は足りませんでした。
    足りないのが解ったのでケチる様に使って行った為、余計体力消耗してた所あります。

    >フロントトリプル化は、私の場合今更、投資するのももったい無い気がしますので

    まぁ実際そうですね。
    結果としては登れてるんで良いかってのも確かに思います。
    が、運動の質としてはギヤ比をもっと落として回せた方が良いとも思います。
    Qファクターが広くなる点についてはMTBで苦労してないから正直いいやって感じはあります。
    正直、体が小さい人に比べると比率的にこの影響は少ないでしょうから。
    しかしトリプル化に関してはヤフオクで程度の良い物がノーマークで出ていた時があり、躊躇して買いそびれたのが悔やまれます、、、、。
    それ以降は何か投資するには微妙な値段ばかりで、、、、でもまぁMTBも併用出来る訳だし、気長に待ちます。

    >とりあえず、リア12-27T化はしようかなぁと思っています。10%以上の坂だとやっぱりもう一段欲しく感じます。

    個人的にはジュニア用の13-25Tと合体させて13-27Tに改造したい感じですね。
    12,13,14,15,16,17,19,21,24,27
    13,14,15,16,17,18,19,21,24,27

    18Tがある所がポイントです。

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