2010年8月16日月曜日

鑪山(たたら山)1


鑪山(たたらやま)
盛岡では全然有名じゃないと思います。(笑)
というのは、山とは概ね凸凹している突起部分に名前を付けているのだと思いますが、規模が小さくなればなる程、何かしらその突起を名称で差別化する意味が無ければ自ずと知名度が下がるもので、私自身、この近辺をチャリで走り、かつ、ちょっとした登山道があって登る人も居る様な話でも聞くまでは、そもそも山として認識していなかったりするわけです。(笑)

標高は390Mですが、この辺の平地は海抜が100m付近ですから差し引いちゃうとぶっちゃけ東京タワーより低く、そう思うと山に数えるのも気が引ける所がありますが、お散歩コースや軽登山何かを目標とすればこの周辺は特徴を持ったちょっと気になる突起が多々ある場所で、それらを、どれ、これと差別化したければ自と名前も気になって参ります。

さて、この鑪山ですが、この山の脇を走り抜けている道が以前名前を出したアップルロードでして、ここは思い立てば割りと直ぐに行ける坂なので私はちょくちょく利用させてもらっています。

まずは鑪山の話の前にこのアップルロードの話から。この道は登るルートも色々ですが、とりあえずわかりやすいのは都南大橋を日赤病院側から渡ると396号線にぶつかるT字路になっておりますが、良く見るとさらに交差点を突っ切って進む事が出来ますので、その突き当たりを右折し、後は道なりに坂を上へ上へと登っていけば(途中の道の分岐点とかはとにかく上を選択する)、396号と106号の間の小高い山を登ったり軽く降りたりを繰り返して梁川へ向かって走り抜ける様になっています。

基本的にどのルートを選択しても上り始めがきついのですが、それさえ過ぎれば後は楽、、、、かはまぁ人に寄るんでしょうけど、後は概ね7~8%程度の坂です。
今言ったルートは出だしが10%超ですが、自動車道っぽい妥当なルートはほぼそんな感じで、後はこのアップルロードに対して横から垂直に登ってく様な農道、お散歩道は、部分的に15%越えは当たり前に出現し、ルートによっては20~30%等もザラに出てくるので試したい方は試して見るのも良いかと思います。
割かし解り易い激坂ルートを一つ揚げますと、先の説明で出た396号線ですが、それを左折して市内方面に上って行くとローソンがある交差点が見えてきます。
そのローソンを目印として、交差点を右折した道をとにかく直進すると山に向かって上る細い道が見えてくると思います。
その道は全体的に10%超の道で、最後の方は18%程度の坂がずっと続いております。
一応自分的には幾つかの手段を使って何度か計ったつもりの道でして、一度18%でこのくらいという目安的に試して頂ければと思います。
このコースの途中後半でS字に折れ曲がって少しだけ足を休められる所があるのですが、そこを過ぎると18%コースとなります。
私の様なデブにはこれが結構難所でして、ここを越えれる様になるまで結構時間がかかりました。
この坂を上りきると、アップルロードの本道の坂の途中にぶつかりますが、もう残りはわずかで本道を後少し登ればアップルロードの頂点に達します。

↑頂点付近写真。
さて、この頂点部分。私の様なデブは息を切らし、なすがままに下りに入って行く訳です。
が、横に側道があります。
んっと、写真では良く見えないのですが、というか今は無いのかちょっと思い出せないのですが、たたら山登り口みたいなのが目に入りまして、何となく気にしておりました。
そしてあるとき他人の口からも鑪山の名前を聞き、詳しく調べてみると地味ながら割と気軽な登山としてここに登ってる人とか居るみたいです。
メインの上り口は山の向こうの106号線側になる様ですが、こちら側からも登れる模様。
この写真に赤い看板が見えますが、良く見ると、、、

ぎりぎり読める!(笑)

この看板を見る限り、この入り口から一気に山頂に上った後、縦断して返ってくるルートがあるみたいです。
ちょっと興味が出てきたので通勤中軽く登って見ると、作業道がしばらく続き、その後ちいとその後の仕事に支障がありそうな坂が。(笑)
というわけで、その日はそこまでとしLatLongLabでルートを調べようとしたのですが、この道が書いてありません。
むしろ草が生えまくって普通は入れない様な旧作業道みたいなほうが書いてあります。
航空写真に切り替えるとわずかに道がわかるので、そっちでプロットしました。
ただ、大きい地図、と詳細な地図と写真ではそれぞれズレがあるので、誤差は大きいかもしれません。
まぁ、こういう所は合っていても誤差は大きいと思いますが(笑)

さて、最初地図を切り替えながら作業をして行くと、どうもこの登山道、、、というか登山道に繋がる作業道で頂上に行くわけではありませんが、この道が山の向こう側まで抜けている様に見えます。
一方、写真で見てみると道も途中から見えなかったり、車で走るにしては急勾配過ぎる角度があったりで、行けるのかどうか半信半疑です。
しかし抜けられるのであれば、ちょっと面白い周回コースになります。
そう思っていたら途端に興味が出て来たのでした。

しかし懸念されるのは斜度。
周回はともかくとして先の腐敗した地図に書いてある奥の合流点。
そこまでで平均斜度が7.5%程と出てきます。
LatLongLabでプロットすると後半はほぼ平ら。
であれば前半が坂の殆どです。
とは言っても軽く登った時、その前半とやらの最初はゆるやかな道がしばらく続き、途中林の中に向かって長いきつい坂が見えました。
これをLatLongLabで確認すると16%くらいで出てきましたが、たぶんこの区間あくまでも平均がそのくらいで、しかもその手前に局所的に似た様な斜度の坂がありましたが、私のセンターリッジタイプのOn/Off両用タイヤではグリップが既に怪しく、シッティングで力めばウィリー、ダンシングするとうまくやらないと直ぐスリップと言う状態でした。
この先もそうである事が予想されます。
というか、確実にそうなるでしょう。
こういう所ってタイヤのグリップに気を使い、実際にそういう走りをする為の苦労というのがロードの比ではありません。
というか、ロードってそもそも登坂で重心に気を使うとか、グリップに気を使うという概念が無いと思われます。コーナリングに支障ない範囲で、タイヤには抵抗が無い事が望まれますし。

ちなみに現在のMTBのセッティングですが、ロードがあるからOFFもOKな汎用車に仕立てようとした割には未だロードよりで、特に前傾ポジション強め、サドル後ろ過ぎ。
結果、上りでスタンディングすれば前重心過ぎ。シッティングでは後ろ重心過ぎてウィリー気味。
下りはもうつんのめり過ぎて、階段とかはジャックナイフ気味で怖かった。
重心という点から見れば、ポジション的に融通が利きません。
事前準備としてシートを少し前に出し、可変ステムの角度を少し上に上げておいたのでした。

と言う訳で、ちょっと時間が出来た時にチャレンジして見ました。
が、続きは又後ほど、、、、、、。

2 件のコメント:

  1. ロードで登る坂って言うのは、基本的にキツイといっても
    原付バイクなら問題ない斜度の範囲を登る訳ですが
    今回の電気蛙さんのチャレンジした坂って、未舗装路の
    グリップ悪い坂で斜度があると、原付でもキツイかも知れませんね。
    私の場合、クロスのプレスポに長らく乗ってないので
    その手の道は未体験です。
    つづきがどうなったのか、この話の続編楽しみにしています。

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  2. >未舗装路のグリップ悪い坂で斜度があると、原付でもキツイかも知れませんね。

    原付のオフロード、トライアル車であれば問題無いとは思いますが、他はなんであれタイヤが条件を満たさないでしょうね。
    要素としてタイヤがかなり大事と思われます。
    そしてクロスのタイヤは砂利道とか走るには未だ良いかと思いますが、土を走るには幅が狭いかもしれません。

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