2010年4月30日金曜日

超グローブ

私はチャリ用グローブを持っていません。
何かマジなやつとかそこそこ値段がするんで優先順位下げて代用品ばかり使っていました。
が、今年はMTBで山越えの予定なので、私のサス無しのMTBの事を考えるとやっぱし衝撃吸収パッドなり入ってるやつを買った方が良いかなぁと思ったのですが、まったく関係無いところでふとこんなのを見つけました。

「防振万年」
何か万年と「xxまんねん」を掛けた関西系商品じゃねぇの??と思いきや、、、、Made in 岡山
やっぱりそうじゃん!(笑)

普通にホームセンターで売られている商品です。
この商品の目的は手のひら側を見ると分かります。




結構キモっ!(笑)
このゴム部分がちょっと普通のゴムつき軍手とは違い、4mm近く厚みがあり、肉球の様な感触があるのです。
元々、チェーンソー等の振動が多い機械を扱う時の為の軍手ですので、防振効果最優先。
これ、MTB用に使うと砂利道のDHでも結構手首が楽そうです。

まぁ、力が逃げると言う人当然おるとは思いますが、個人的にはロードもありですかね。



というわけで、指先カット
カットしたところからほつれて来そうですが、値段も600円しません。あんまし気にしない方向で。(笑)
手のひら側も怪しければ「防振万年」のロゴも怪しい。(笑)

メッシュよりはいまいちかもしれませんが、通気性も結構良いです。
そしてこの細かいゴムブロックですが、隙間が多いので握り心地がごつごつしているのではと思いきや、そんなでもありません。
もちろん、専用品に比べればベストではありませんが、BADでも無い感じですね。
色もチェレステです....。じゃねぇ。

若草色というか、まぁ工事系って黄色も多いですが、こういう若草とかチェレステっぽい色多いですよね。
この辺Bianchiがフェンス色と呼ばれたりもする所と言いますか。(笑)

何となく、チャリ系アパレルってブランドもん行きたくなりますが、まぁミーハーな気持ちは分かります。
一方で斜め上も好きな方、超お勧めです。(笑)

あぁ、流行らしてぇ。(笑)

2010年4月29日木曜日

ポンプ沼早期終了

何かを買おうとするとき、存在するすべてを試す何てブルジョアな真似は出来ません。
そう。私はプロレタリアート(遠い目)

少しずつしか試せないので、脳内でいろいろ検討比較し、しかし迷った挙げくの結論は現実にはいろいろ不満を残し、それを踏まえて今度は欠点部分をどうにかしようと言う方に強く意識が働き、それはまた脳内で極端に異なる結論を出し、結局先に比べて大きな欠点にそれは気づく事になり、、、、3回目で、、、。
いや、三度引っ越す話では無いですが、こういう沼、3回目で何か目的のものにたどり着ければ良いほうです。
実際は何か、甲乙というより丙丁付けられない所で模索してしまい、無駄金を使ってしまった挙句、いつも何か自分的に丙相当な一品でとどまるか、その状況が嫌だからどんどん他も試したい要求だけが常に、、、、、、要するに沼ですね。

が、何かポンプは本当に三度目にして納得いける物にたどり着いた気がします。
三度目の大事な事は、二回極端な方向で失敗しているので、三回目の成功物は凄く納得しているという所でしょうか。他をマダマダ試したいという欲求が殆ど無いのです。
甲を引いたというのは、丙丁を経験してるからこれを甲と確信出来る。
そもそも一回目から甲なんだってのは、審査員がいきなり一個目の作品に満点付ける様なものですしね。

ってわけで、手を出した3本のインフレーターですがこんな感じ(購入順ではありません)


上から、トピークのロードモーフG
中がレザインのロードドライブ
下がブラックバーンのAirStick 2 Stage

さて、最初に買ったのが上のトピーク・ロードモーフGです。
携帯ポンプでフロア型になるタイプで、しかも気圧計が付いてきます。
実際空気を入れるにあたりあんまし苦を感じません。
気圧計は大雑把な感じですので、あくまでも目安です。
というわけで、しばらくこれをリュックに突っ込んでいました。

まぁある日思いました。
めったに無いパンクなのに、重くてかさばっていない?????

そう。
緊急時用なんだから、そのとき少々我慢すれば良いだけで、毎日この重いもの持ちあるくのはどうなんだろうなぁと。

そんな事を思っている時、雑誌で見て結構良さそうと思い買ったのが、下のブラックバーンです。
何種類かあるのですが、この2ステージはLo,Hiのプレッシャー切り替えボタンがあります。
重さは80数グラムという所でそしてコンパクトです。
ホースが付いてないので、力入れるの大変そうだなぁと思っては居たのですが、ただ緊急時ですから。
その時だけ我慢すれば、、、、、と。
んでまぁ実際ですが、、、、、、、、、ロードに関して言えば、いつ空気がいっぱいになるのであろうかと、、、、、。
Lo,Hiの切り替えがありますが、割と早くにHiプレシャー用に切り替えたくなります。
んで、そこでも少し苦しくなって、、、、と気圧計を当てると4気圧程度。
ストロークも短いので、ポンプの往復回数も多くなります。
この辺、少なくともロードは一回のポンピングのストロークが長い方が楽そうです。
特にMTBと比べると高圧使用な為、負担を感じる状態で何往復もしてらんないと。

実際空気入れてレバーを戻す時ですが、これが凄く軽いわけではありません。
小さい距離を腕をストップ&ゴーするのは体力を使います。
一発引いて、一気に一回分を入れられるほうが負担は少ないです。
と言う訳で、MTB用としました。

さて、次に買ったのがレザインです。
ここまでで思ったのが、緊急時の為とはいえ、重いのを毎日持ち運ぶのは嫌だ。
しかし、まれの緊急時とは言え、その時あんまし役に名立たないのであればやっぱり毎日持ち歩く意味がない。
このポンプはそれを解消してくれそうな何かが、、、、という点に期待してついに買いました。
少々高いですが、もう模索をやめられそうです。



こんな感じで手に持つ側にホースが収納されています。
それを反対側に付けます。



こんな感じになるんですが、実際はバルブ口のほうもネジになっているので、このままではポンプを回転させてバルブにねじ込まないといけません。
それは現実的では無いので、実際はホースを先にバルブにねじ込み、次にそのホースにポンプを付ける感じになります。
このホースは付ける方向で仏式、米式切り替える様になっています。
そしてねじ込むので、良くあるレバーを上げるとゴムがしまってみたいなタイプや、力いっぱい押し込めば、、、みたいな商品よりすごくかっちりと固定されます。エアが漏れない感じです。
ストロークが長いので結構カチカチになるまで入れられます。
重さは100数グラム。
ブラックバーンのより長くなってますが重量は20g程度の差。
その差で急激に実用度が上がります。
ちょっと自分的に神ポンプでした。

尚、最初のトピークのほうですが、こういうフロアタイプのほうがはるかに楽ですし、簡易気圧計もあるので宿泊サイクリングとかだとありかもしれません。
ただ、このタイプのはこれまたレザインからも出ており、そちらのほうが遥かに軽いのです。
そういう旅行をする機会は私は無いので、そういう選択肢はもう不要ですが、もし必要になったらレザインを買うでしょう。

というわけで、個人的にはレザインのロードドライブは超お勧めの一品でした。
自転車の色に合わせて黒を買ってしまいましたが、これに関しては無垢のシルバーでも良かったかもしれません。製品クオリティーが高いんで、銀でも安っぽくないというか高級感があるのでした。

2010年4月27日火曜日

TUFO S33 PRO


やっとタイヤ届きました。
通販で買いましたが「在庫確認出来ました。お金を振り込んで下さい」と言われ、振り込んでから3週間。
最初に2~3週間かかるとは言われて居たが、本当に三週間かかるとは思わなかった。(笑)

http://denkizkrote.blogspot.com/2010/04/blog-post_10.html
この時のタイヤバーストのちょっと前に頼んでいたのですが、タイヤが届く事を前提に予備タイヤのまま特にどうしようともせずに居たもので、実はちょっと不安になっていたのでした。

さて、タイヤですが、

TUFO S33 Pro

チェコ製ですが、TUFOというとチューブレスなチューブラーとして有名。
ってちいと分かりにくい話ですが、チューブラーをクリンチャーで例えるとすると、クリンチャータイヤでチューブを包み、それを糸で縫って筒にしてしまう。さらにフンドシと呼ばれる長い布で縫い目を覆ってしまい、それまた縫い付ける。
そうすればタイヤは独立して膨らませる事が出来るが、一方、リムにクリンチする事も出来ないので、リムにそのまま接着するという方法で取り付ける事になる。そうするとホイールはタイヤを引っ掛ける部分が不要になるので、リム形状もシンプルになり、軽量化しやすくなる。

と書くと、クリンチャーからの進化型にも聞こえるが、逆でチューブラーは原始的なもの。

逆にその構造からチューブを取ってしまったらどうなるか?
というか、ある意味タイヤ丸ごとチューブとも言える状態ならば。
というのが、TUFOオリジナルのチューブレースチューブラーの特徴です。とはいっても最近は同構造のものがビットリアからも出ています。
厳密には内部にはチューブ相当部が存在する様ですが、最終的に全部一体化してしまっているので結局他のチューブラーの様に糸を取ってチューブを取り出してパンク修理して、もとに戻して糸で縫って、、、って事は出来ない様です。

そういうチューブレス何だか、フルチューブだか分からない様なチューブラーではありますが、そういうラインナップ中の私の買ったのはトレーニンググレードのものです。

硬いという評判ですが、未だ乗ってないもののそもそも触って見て本当に硬い(笑)
今付いてるクリンチャータイヤを爪とかで押した時のゴムっぽい感触に対して、これはゴム何だかビニール何だかっていう感触。(笑)
グリップは悪そうです。
トレーニンググレードなので重さは260gと多少重めですが、それでもクリンチャーに比べれば200g相当の軽めのタイヤに60gのチューブを足したと思えば全然軽いですね。
その他、空気がほとんど抜けなくて、下手すれば一ヶ月持つって話も聞きますが、確かに全部一体型となってしまうと、単なる分厚いゴムチューブって事になるので、空気も抜けにくいんでしょうね。

とりあえず未だ走ってないので、感想は後程です。

尚、接着には定番的なこちらを使いました。


ミヤタのチューブラーテープですが、すさまじく使いやすいです。
しかもTUFOの精度が高いといううわさは本当でして、付ければ簡単にセンターが出ます。

ってわけで早く試したいのですが、しばらく天気悪い見たいですね、、、。

2010年4月24日土曜日

メタボ坂1

シャカリキを読んでバイブルと思いつつ、当時、自分は登坂とかは有り得ないと思っていました。
感化される人も居るんだろうけど、見るのはともかく自分はいやだなあと。
そうそう、以前紹介したかもめ☆チャンスにそれに近い名言が何かありました。
確かメタボオヤジが、私は自転車への愛は誰にも負けないが、自分が疲れる事には臆病なのだみたいな。(笑)
私はそこまでの愛も無いですが、しかし良く分かります。
ぶっちゃけ、客観的に熱い事は分かるが、主観的に熱くなれる事じゃないなぁと思っていた訳です。
ヒルクライム流行ってます。そうすか。みんながんばってください。
だったんですが、
さて今では、
「坂はキツイが達成感がある。平地は楽だが退屈だ。」
になってきました。
いや、その世界でさらに速さをとかは全然求めてないのです。
単純にですね、平地が暇なんです。
感覚的には、、、、そう。座禅に近いんです私にとって。
時間が進まないんですよ、、、。
では坂だとやる気まんまんか??

いえ、やる前は行こうと思っています。
しかし登ってる最中は帰りたくてしょうがありません。(笑)

振り返ると達成したという充実感があるのです。
ですから次回も挑戦したいとか思っているのです。
しかし、やってる間はいつも後悔しているのです。
毎回毎回自分にがっかりする。(爆)

私は痩せなくてはならない。
しかし坂を上ると無酸素運動が続き、筋肉は付けど脂肪の消費には向かない。
足は太くなる。でも一瞬で筋肉は落ちる。(涙)
平地を長い時間心臓に負担かけずに走るべきです。
でも坂じゃないと走る気が、、、、、、
あぁ自分面倒くさい!!!(笑)

というわけで、こういうメタボ野郎が坂を登る様になるまでのお話しを時々書いて行こうかと思います。

盆地に住む私ですが、私の住むあたりから盆地幅が狭くなる為、割と直ぐに山側にぶつかります。
その山が林檎園なのですが、割と立派な公道と、その道に向かって上る農道がある事はあまり知られていません。

私は眺めが良いので時々その道を車で走ってたのですが、山に沿っている道は結構アップダウンがあるものの、その山沿いの道に登る為の順路が割りと急で、当時は自転車乗らなくても何となく坂を見るとシャカリキを思い出してしまい、これ登ったらすごいだろうなぁとか思っていたのでした。
そして幾つか登る農道はかなりの激坂でして、これはもうチャリで登る事は有り得ないなぁと思っていたのでした。

さて、MTBを買って割りと直ぐの事ですが、この順路に無謀にも挑戦しようとか思ったのでした。
この山沿いの道に入る順路は、登って直ぐU字型に降りてくる道で、所により10~15%の道が続く結構な坂道です。(最近斜度計積んでるので分かった事ですが)
そこに炎天の下、メタボでかつ当時は禁煙していない私が無謀にも挑戦してみた結果、半死。
真ん中くらい行った所で心拍数がほぼ最大。一息付ける平地があるのですが、正直あまりに苦しく、逆に言えばもう二度とここまで上がって来ようとは思わないであろうと考え、残りの半分登っちまえと坂道に突入。
12%くらいの坂が延々と続くのですが、当時の私の脚力ではMTBのフルインナーでまわし続けるしかありませんでした。自分が激重い。(笑)
正直まったく立ち上がる力がありません。
しかし座っていると上死点下死点を勢いで通過させるしか無く、あんまり回転数を落とせません。
心拍数が何かすごい事になっています。
ってか心拍音が脳に聞こえる感じがする時はやばい。
吐く息が血の臭いというか鉄臭い時はよろしくない。
やめるかどうか迷いつつ何か坂がゆるい所にたどり着き、一息。
だが、、、、、慣れてない為、きついところからゆるくなっただけでほぼ平地っぽいと勘違いしている。実は8%以上。普通に山道とかにありがちな坂の斜度。
何か全然回転数を上げられない。
そしてやっと本当に平坦な道にたどり着く。
しばらくして山沿いに進む道へ入る分岐点が近づいて来たが、当然スルー。
先に述べた様にU字型になっているので、そのまま直進し坂を下へと降る。
降ってみると、結構登ったなぁって気にもなる。その反面あっという間に降りてしまい何かが納得行かない。(笑)

半死の状態で家に帰るが、全然心拍も呼吸も戻らない。オーバーヒート。
とにかく熱すぎて死にそうだったので、水を飲み、冷蔵庫から缶ジュースを出し、裸になって、常温になった昨日のふろの残り湯にドボンと入ってつかります。
本当に本当にオーバーヒートしていて自分を水冷したわけですが結構効きません。
こういう運動を突然してヤバイ人とか入るんでしょうね。ちょっと引き際間違った気がしました。
水風呂で冷えたジュースを飲みながら、何か落ち着いて来たのは15分後くらいでしょうか。
実際の所、乗る前から良く言ってはいたことですが、坂はもう捨てるかなぁと正直思ったのでした。

つづく

2010年4月22日木曜日

トップチューブバッグ



ビアンキ純正のトップバックチューブを買いました。
何となくですが、カメラ等を直ぐ出せる場所に置きたかったからです。
実は以前の南昌山越えの時はこれにGX100を入れておりました。
GX100だとちょっと横幅がはみだし気味な感じで、ふたを締めにくい所あるのですが、概ね使い心地は良く効率良く撮れました。
はい、いちいちリュック下ろして出すの嫌ですし、こういう位置に付けなければ実際写真撮らなかったと思われます。

純正だけあってチェレステカラーがあるのですが、ちなみにこのカラーはブラックです。
なぜかブラックは黒だけじゃなく、チェレステも入ったブラックになっています。
チェレステもあるのですが、その場合この黒/チェレステの組み合わせが逆になります。

付けた時はこの様なマッチングで神かと思いました、、って割には、何かアメリカンというかチョッパーっぽいダサさはちょっと感じましたが、、、、、、、、実は最大の問題があります。
そもそも私はトップチューブバッグは駄目みたいです。
ダンシングすると膝が当たります。

そんなにチャリを左右に振ってる積りは無いのですが、、、、、
というわけで外さざるを得なくなりました。
残念です。
ちなみにサドル側に付け替えても見ました。
が、内モモでコスっちゃうみたいですね。
しかしこれビアンキの企画物。同種類のバッグに比べると結構高い。
と言う訳で、いろいろもったいない事をしてしまいました。
ブラックバーンの空気入れと言い、何か最近連チャンで買い物しくってる感があります。
自重しろという事かもしれませんね。(笑)

2010年4月21日水曜日

MTB改、、というか改解除


さて、MTBの方ですが今年は林道を走って山越えして見たいと言う事から、せっかく苦労したドロップ化ですがストレートバーに戻しました。あぁ、何か無駄な投資しちゃってる気がかなり、、、、。
ところで広角で上から取ると頭でっかちな写真になっちゃって何かミニベロみたいですね。(爆)

さて、昔に戻したとは言え当時と違う主な点はエンドバーを装着した事と、タイヤをスリックからセンターリッジタイプのON/OFF両用にしたという点でしょうか。



タイヤはCST(チェンシンタイヤ)のC-1040Nです。
センターリッジがあるタイプですが、同社にはこのタイプが2種類あり、もう一本はどちらかと言うと街乗り向け。
こっちの1040NのほうがOFF寄りのセッティングな感じがします。
お値段1000円ちょい(笑)
安いMTBにデフォルトなタイヤとして良く見ます。(もしかしたら上記街乗り様のほうかもしれませんが)

ってわけで、このCST,安かろう悪かろうのイメージがあるかもしれませんが、重さもこの太さの割には昔使ってた1.5のスリックタイヤに近く、どちらにしても何かに特化したりしない汎用なタイヤな位置づけであり、そういう目的で使うにあたって特に不満はありませんでした。
転がりも結構軽いです。
それとタイヤにはMAXXISと書かれています。
基本的にCSTとMAXXISは関連会社ならしいですが、もしかしたらブランドイメージ的にはMAXXISの方が上なので、OEMで製造し、MAXXISの名前で売っているのかもしれません。
個人的にはもっと太いのが欲しかったのですが、これでも形状上フレームに干渉しそうな幅でしたので仕方無いという所でしょうか。
とりあえずこれほどのコストパフォーマンスってのも中々無く、感動しております。(笑)

というわけで、調整目的で今日も峠越えしてまいりましたが、今までロードで乗っていたので急にエアボリュームのあるタイヤのやわらかい乗り心地にびっくりしました。(笑)
明らかにロードよりスピードは出ないのですが、軽いフロントギヤがあるので割と急な坂もシッティングで地道に走っていく事が出来、MTBも悪くないと思いました。
今度はもう少し激坂に挑戦してみたいと思います。

2010年4月20日火曜日

チャリマンガ7-茄子


チャリマンガ。とりあえず最後はの黒田硫黄 茄子です。
茄子??
はい。茄子の漫画です。

マジで。

黒田硫黄ってもしかすると濃いんでしょうか?
その辺分かりませんが、近年では当作者の作品、セクシーボイス&ロボがドラマ化されました。
って私はその原作知りません。
ちなみに私が当作者を知ったのは「大日本天狗党絵詞」でした。
この作品が超シュールで私のツボだったのです。
それを久々に読みたいと思い、また、この茄子の中にお目当ての漫画がある様でしたので、黒田硫黄である程度くくって売ってる中古を探し、安いのを大人買いしました。いやそれは大人買いとは言わないか、、、。

さて、この茄子ですが、丸ごと3巻一本のストーリーの漫画ではなく、茄子つながりの作品群と言った方が良いでしょうか。
が、概ねでっかい話が幾つかあり、それらが最後はどんどんリンクしてくる感じになっています。
その中で浮いていて特にリンクしないシリーズが一本あります。

それがアニメにもなっている「アンダルシアの夏」です。
このロードレス漫画の短編はこの茄子の1巻と3巻にあります。

リアルかと言うと結構リアルな気がします。
いや、適当に何かのレースの後、ある人を主人公に決めてそれを物語化した感じと言いますか。
漫画固有の極端にインフレ化した世界が無いので割りと地味で、そして突っ込みどころも無いのです。
主人公の背負っている物はある程度重いのかもしれませんが、大して熱さも何も出さない感じとでも言いますか、とりあえず説明しがたい漫画です。

いや、だってまぁ元が「茄子」だしなぁ、、、、。

と言う訳で、一応終わります。
その他いろいろ考えると、こんなのもありました。

ギャンブルレーサー。

これ持ってたけど売っちゃったんですよね。
そもそもチャリマンガとするべきかギャンブル漫画とすべきか。
競輪の漫画としてはオッズってのもありますが、これまた読んでません。

ブラックエンジェルと言うのもありました。
って、必殺仕事人的にスポークで人を刺すだけですが。(笑)

こうやって昔に遡っていくと、、、、、サイクル野郎。
いや、ある意味王道だと思うのですが、いまさらこれを全巻揃えられません、、、、。
何時かよんでみたいものです。

2010年4月18日日曜日

チャリマンガ5β-ツール

5を抜かしてた。(爆)
いや、6つも紹介してたっけ??って思って見直して見たらやっぱし。(笑)
というわけで、とりあえず間に挟める程度のものという事で、、、

たぶん今日段階では未だコミック化されていないチャリマンガがあります。
流行に乗って企画行けっ!って感じだと思うんですが、サンデーで「ツール」という漫画の連載が始まってます。
始まったばかり過ぎるのでβとしましたが、個人的には出だしからよろしく無いです。
シャカリキの坂馬鹿、オバドラの多彩な脚質の人々(主人公はスプリントだったが)、弱虫ペダルのやはり登坂と、何か被らない特色を持たせたかったのかもしれません。

主人公の設定が何と、、、、、、、

「風が見える」

、、、、ナウシカじゃねぇんだから。


強風の乱気流のベストな場所を駆け抜ける何て技を見せるのですが、、、実は熱かったというより私は寒かったのです。
というわけで、出だしから個人的にはツボを外して居て不安なんですが、カモメの例もありますし、良い意味で期待を裏切ってくれればと思った今日この頃でした。

が、まぁ出だしの慌しさからすると、少し読める様になってきた(自分が慣れて来た???)感はあります。
少し期待しつつ見守りたいなぁと思いました。

2010年4月17日土曜日

チャリマンガ6-かもめ☆チャンス


かもめ☆チャンス

自分が買おうかどうか迷っていた少し前の事、弱虫ペダルに比べるとこちらはあまり良い評価を受けて居なかった様に思う。
また、知人の一人が所有しており評価も今一であった。

今でも世間的にそうなのかどうかは分からないが、ある日別な知人が超面白いと言っていた。
借りて読んだが、私もこれは買っておこうかなぁと思いました。

まず、リアル度(説得力度)はシャカリキより高いのでは無いかと思う。
もっとも凡なヤツが超活躍なんてシナリオにはそれ相応のアンリアルな展開等は多々付きまとうのですが、少なくとも私は弱虫ペダルよりは突っ込まずに読んでいます。

基本的に冴えない男が自転車を通してなんとなく女性からチヤホヤされちゃったりするのは多くのチャリマンガと同じというか、まぁ別に自転車マンガに関わらず、マンガの主題によりモテない主人公はモテる。が、マンガの商法らしい。(笑)

が、近年のマンガとずいぶん違う所がある様に思うのは、このマンガが恐ろしくスロースタートだという点でしょうか。
最近はコミックが乱立して全部なんか読んでられん!!って感じで、コミック自体が忙しい。
当たらなければすぐ打ち切り。
あるいは同社別雑誌に移動。(これは売れない理由だけでは無く、売れるやつを新雑誌にみたいな悪意の場合もあるが)
って感じで、こうも商い根性剝き出しの姿勢では作品もまたこの世界で生きられる様作られるしかない。
が、問題はそういう事=面白いでは無いという事でしょうか。

みんなで出だしからツカミを取りに行く構成が基本となっています。
ドカベンみたいに、実は最初の何巻かは野球やってないし柔道やってる、、、みたいな悠長な事はしません。
が、ウケれば直ぐに引き伸ばしにかかるので初期のデビルマンの様に、たった数冊で畳み込む様に面白い。ってのもまた珍しかったりです。

そんな中この漫画、出だしが冴えません。
熱くなれる感じが無いのです。
微妙に小熱い事をしながらインフレが進んでいく様な感じでは無く、基本的にしょっぱなから何冊かはぬるい感じがするのです。
いや、こう困った自体には遭遇するのですが共感する所も同情する気持ちも沸かず、ぜんぜん漫画の方向が見えない感じです。
この段階で、読者離れ引き起こし兼ねません。
というか、離れていたはずです。

が、突然盛り上がってきます。
その突然具合がアンリアルなのかもしれませんが、あまり神頼み的や、ドラエモン的では無く、等身大の現実世界の理論・戦略等で構成されている所が良いです。
通用するかどうかは分かりませんし、それはさておき、説得力があります。

まぁ、人以外の生命体がチャリやってるみたいな感じはしませんね。(笑)
って、まぁイメージ的に人じゃなくなる表現とかはあるんですけどね。(読めば分かります。)

というわけで、これは知人から借りたんですが自分も買う事にしました。
まだ5巻より先も続いてますが、とりあえずこのくらいまでの単位で借りれて良かったです。最初だけだったらそこまで読もうとしてなかったでしょうから。

ヒルクライムの戦略、哲学。
そして無駄にひっぱら無そうなこの感じ。
個人的にこの話には乗れます。
お勧めです。

んが、!
参考書になるわけでもありません。当然ながら(笑)
そして、たぶん世間の人気は 弱虫ペダル>かもめ
と思われます。
地味に熱いんです。分かりやすく熱い感じでは無いのでそんな感じでしょう。

2010年4月15日木曜日

チャリマンガ4-弱虫ペダル


これをどう説明したものか。
たぶん、世間的には今一番人気のあるチャリマンガだと思われます。
が、自分的には微妙なのです。
連載は現在進行形で、つい最近11巻が出ました。

個人的には結構熱い所は評価しているが突っ込みどころはかなり多い様に感じています。
ただまぁ、私は気にしすぎる性格なのかもしれません。

ちょっと話がそれますが、
私は映画のMatrixが非常に好きです。
実際世間でも評価が高いと思います。
が、一方でMatrixには突っ込みたい所が多々あります。
例:「弾丸避けられるやつのカンフーじゃないよなぁ、、、」等。
まぁ、人によってはつまらない見方と言われる様な見方しているというか、どうにも細かい所が気になってしょうがないのです。
だから、自分にとっていい映画とは、どうしてもそういう所は気づいてしまうのだけど押し切ってしまえる何かがあるという所でしょうか。

というわけで、そういう人種の感想であるという事を念頭によろしくお願いします。
まず世間ではかなりこの作品は高評価です。だから多勢的にはOKなんでしょう。
個人的にも面白いと思います。
ただまぁ、本格的と言うよりはかなり架空なんだと思わないといけない所があるかと思います。
例えるなら、キャプテン翼は本格的なサッカー漫画???みたいな感じでしょうか。
サッカーやってる人から見て、リアリティー感じる様なものでしたでしょうか?
でも、サッカーやってる人にも人気はあったのです。
そんな感じですかね。

さて、内容ですが、主人公の設定はオバドラに似ています。
スポーツ苦手と思っている文化部系君が、実は自転車向いてました。みたいな。

んでまぁ、現在連載中なんで現在の自転車理論みたいなものがベースになっていますし、自転車も新し目の物が多々登場します。

主人公は高ケイデンスを武器としています。
ここは、、、、、ちょっと突っ込みどころかもしれません。
というか、いちいちケイデンス、ケイデンスと煩いです。
ぶっちゃけクドイ。
大事な要素だけど、個人の力量範疇で使われる物であって、いちいち会話で「動揺してケイデンス90出せなかった君が悪い」みたいな、使われ方するもんでも無い様な気がします。いや、現実にそんな人は、ただケイデンスって言葉を覚えたから使って見たい人、、みたいな感じと言いますか。(笑)

そして、登場人物がだんだんオーバードライブみたいに非現実的になっていきます。
いや、オーバードライブは人がまともじゃないって感じのレベルがしますが、この漫画の登場人物は下手するとクリーチャーとかの類です。
何かこう、、、人をイノシシと合成してみました。とか、爬虫類から逝って見ました。とか、、、。

置いといたらカミサンが読んでたんですが、「ヒトを描いて欲しい」とぼそっと。
まぁ、私の感想と同じです。(笑)

前半は結構熱かったんですけどね。
現段階ではちょっと突っ込みどころ指数のほうが高くなってまいりました。
アブアブアブと叫びながら高速でスプリントするヤツに、酸素~!!と叫びながら対抗するヤツ。
常識的には病院へ行くべき人です。
カバティの一種か?

そうそう、主人公がクライマーです。
やっぱりクライマーはドラマ向きなんでしょうね。
オーバードライブの主人公は違いますが、ライバルという近い所にクライマー置いてるのも盛り上がるからかもしれません。

さて、次回は別ないまどきマンガを。
これまたこの弱虫ペダルと好み真逆な人がおり、この辺の好みの差が面白い所です。

2010年4月14日水曜日

フリーセルその後 1941

フリーセルのその後です。
改めてやってみると1941が改めて解けない、、、、。
んでやっと解けました。
まぁ攻略サイトなんて腐る程あるんでしょうけど、この序盤の処理に何パターンかあるのかは分かりませんが、とりあえず自分流をメモ代わりに。

H:ハート
C:クローバー
S:スペード
D:ダイヤ

FREE:フリーセル(左上4箇所)
HOME:ホームセル(右上4箇所)
TABLE:手前でどっかあいている場所
> 矢印の代わり。

以降手続きですが、途中で自動でホームセルに出されるものとかは無視しています。

H13 > FREE
H4C5 > H6
H7 > FREE
D13 > FREE
C13 > FREE
C9 > D10
D8 > C9
H3 > HOME
D8C9 > H10
C13 > TABLE
D12 > C13
D10 > FREE
D3 > HOME
C6 > D7
C7 > D8
H5 > C6
S4 > H5
D6 > C7
H4 > HOME
C5 > D6
D4 > C5
H6 > S7
S3 > D4
D5 > S6
C4 > D5
C10 > D11
H9 > C10

後はまぁフォースを信じる。(笑)

2010年4月13日火曜日

チャリマンガ3-アオバ自転車店


知り合いから借りて読みました。
一時期全巻そろえようかと思いましたが、何か熱が冷めました。

まず「並木橋通りアオバ自転車店」1~20巻があり、その後「アオバ自転車店」と名前を変え、1巻から改めて番号が振られています。
そこを境に路線が変わっています。

他と毛色が違うのは、このマンガはフレームビルダー兼、通常の自転車も売っているアオバ自転車を中心に、そこに登場する人物達を通して自転車に対する知識を深める薀蓄本みたいな本になっています。

例えるなら、美味しんぼ、ギャラリーフェイク、ZERO、マスターキートン等の薀蓄系の自転車版みたいな。
そして、路線が変わったと言いましたが、アオバ自転車店に変わってからは薀蓄よりはそこまで出てきた人を使ってのドラマが主体になっている事です。

個人的には前半の方が好きです。
以前紹介した様な古い自転車本のに載ってた様な内容が平然と出てきます。
ルネルスだのデモンターブルだの懐かしいキーワードが出てくるのが楽しい。
古い話もそうですが、割かし近年のものである為、最速のハゲ親父:マルコパンターニに感化されてBianchiに乗って登坂する女の子だのネタが濃い。(笑)
ただ、Bianchiやラレー等が出てくるのに、チネリとか出てこない。
作者の思い入れだとは思うのですが、プジョーがかなり登場する。イタリアよりフランス系のほうが好きなのかもしれませんね。
まぁ、アオバ自転車自体がフランス式を主体とするフレームビルダーという設定みたいですし、そういう事なんでしょうね。
自転車を特にミーハーな物だけではなく、ママチャリから国産の個性ある自転車まで含めて取り上げ、そんなんで20巻分も良くストーリー作り続けられたなぁとか、20巻以降もやれるくらい人気も続いたもんだなぁとかいろいろ思うところあります。

個人的に残念なのは、読者サービス的世界観でしょうか。(笑)
いや、実際ですね。
「自転者乗ると冴えない男やバカであっても、巨乳でやさしい美人とか、美人のお嬢様とかと付き合える」
「自転車乗ると凡な女の子がイケメンと付き合える様になる」
「そういうストーリーなもんで季節が来ると水着になったりしますがよろしく」
「そうそう、季節が来なくてもレオタード着せますね。」
みたいな。

て所がちょいと露骨に感じる所ありますね。素直に「んなわけねぇよ」と突っ込みたい所ありましたし。(笑)
いや、案外人気はそっちで稼いだんだろうか、、、、。
まぁ、いまどきのマンガが継続する為には必要なのかもしれませんが。

アオバ自転車屋以降からはさらに人間模様みたいなのが強くなり、個人的にはそこまで好きではありません。(自分にはストーリーが痒いというか(笑))

だけどカミサンが言うには、後者の方が読みやすいとの事。
この辺、男の子、女の子のツボどころの違いみたいなのがあるのかもしれませんね。

2010年4月12日月曜日

難解フリーセル その後

以前お話した追加分のフリーセル

169
285
322
328
518
699
718
915
937
2301
3525
7825
10141
11272
11736
18028
19052
24783
31729

全部完了しました。
やってて思ったのですが、これらは難度高くありません。
時々きついのもありましたが、深ハマリみたいなものは無く、見た目難しそうな条件を満たしているだけという所でしょうか。
難しめの条件というのは、若い番号が手前に少なく、絵札等が手前にあり、しかもAのある列を塞がれてる。
そして同じスートで同じ数が一列の中で多く重なっている等。
でもそれだけでは単純に難しくはならなくて、1万以降で挙げられている番号等は、解の選択肢が多いようで、1発クリア続出。
慣れてきたとかとは明らかに違い、根本的に先にあげていた難解番号の面とは難易度が全然違う様です。

解の選択肢が多いと言いましたが、一方選択肢が本当に狭いと、出来る事をやりつづけてるとあっさり解けてしまいます。
つまり、難しいというのは解の選択肢が広いのに正解の筋が細いという所でしょうか。
砂漠の中にオアシスまでの道が一本しか無いならオアシスに着くのは楽。
実際は、いくらでも道を引けるくらい砂漠は無限の自由があるので、オアシスにたどり着くのが困難という事なのでしょう。

ってところなのですが、やっぱり振り返ってみて
激ムズは

1941

かもしれません。
二回目が中々できない。(笑)

2010年4月10日土曜日

南昌山へ

体が冬の間なまりきっていましたが暖かくなってきたので登坂通勤!(何その用語?)と思いきや、本当に体がなまりきっていた為か、筋肉を傷めました。
筋肉痛と言っても筋肉疲労的な痛みじゃなくて、何か伸ばしすぎたというかそういうダメージ系の。
まぁ、歳のせいかしょっちゅうですが、、、、そういうときは休んだ方が良いのに通勤にかかった時間が納得行かず翌日も。
そして本日は休み中、非常に珍しく自分の時間が取れて、しかも晴れ。
どうしようか悩んだのですが、程ほどの所でサイクリングしようと。

んで、去年末にスパイクで登った天峰山を考えてもみたのですが、まずは筋肉のダメージもあるし手近な所からって事で南昌山にしておきました。
以前から良くお話していた山ですね。
そうそう。
MTBで登ろうとか言ってたのは旧道で、そこはまだまだゲートがしまっており雪解け後の道の整備の為、5月くらいにならないと開通はしません。
今日行ったのは新道で、楽なほうです。

写真中央より少々左側にぽこんとした山が見えますが、それが南昌山です。
南昌山新道と呼ばれるこれを雫石へ越える道があり、そこを行く積りなのですが、普段あんまし車だと意識していないのですが、そこの入り口に到達する前から結構な斜度があり、すでにこの段階で7~8%の上り坂になっています。
ただまぁ、写真で見ると遠いなぁって気にもなりますが、この坂を上りきると信号機がありすぐに新道です。


登りだして前半のほうが割りと坂がきついかもしれません。
盛岡側から見て最初のトンネルに到達しました。第二トンネルでして、番号は雫石側から振られている様です。
前方にはバッケを取っている人がいます。
バッケはこちらの方言で、蕗の薹(フキノトウ)のことです。

んで第一トンネルがこれ。



ここまで自宅からの距離含めて丁度一時間くらいでした。
純粋な登坂分の時間は良く分かりません。
さて、このトンネルが中々すごいんです。

ちょこっと入るとすぐ道が曲がっているのですが、曲がった瞬間こんな感じ。



ずっと遠くにぽつんとトンネルの出口が見えますが、あそこまでの距離が2km。
いや、本当に2kmの直線トンネルなんです。(笑)
なげぇ、、、、、、、。

雫石側に降り傾斜しているので、楽に進めるのですが私は基本的に自転車を漕ぎ続け、慣性だけで進ませない様注意しています。

というのは、本当に2kmこんな感じでして、進んでもトンネルの出口が大して大きくなってきたりしないし、またトンネルの中も自転車の速度に関係ない風が吹いていて、慣性だけでずっと進むとスピード感が麻痺する時があるのです。
いや、本当に止まってるのでは??と錯覚する時もあり、何か倒れそうに傾きながら真っ直ぐ走る様な感じで足を出すとすげぇ速度出てたりと何か結構危険なのです。
かつ、車が結構後ろから着ますので、やりすごそうとしている時はなおさら危険過ぎます。
だからせめて漕ぎ続け、足の負担からスピード感をフィードバックする感じです。

途中2~3箇所待避所がありますので、マメに退避し、後ろを振り返って全部の車が走りきるまでやり過ごすのが吉。
というわけで、トンネルを抜け気分を切り替えます。

降りは途中で60km/hは出るのですが、カーブは緩く、特にブレーキ不要で降りきれます。
だから結構一瞬で降りてしまい、5分とかかりません。
あっと言う間です。
んで降りてしばらく進むと、御所湖に出ます。



サイクリング道があり、湖とサイクリング道を象徴する様に、ガードレールにはチェレステカラーのヨットと、ペニーファージングが。

さて、この辺でですが丁度自分の燃料が切れました。
何かこう力が出ない。
そして筋肉痛が強くなってまいりまして、、、、っていうか腹減った、、、、、。
どっかで飯食おうと思ったら、、、、、、、ばしゅーーー!!!!!っとすごい音が。

直ぐ端に自転車を止めましたが、何か音的にやばい感じ。
見ると、、、、、


パンクブレーカーごとカットしているパンク
って、あれ、、、、疲れているせいかなんか無意識に無理やりタイヤ外していました。
タイヤレバー使った方が楽だろうに、、、、。

さて、パンク修理しようとしたのですがリュックの中を開けてあぜんとします。



普通のパンク修理セット忘れています、、、、、、。
TB-2って書かれているやつは、こういうカットパンク時の裏あてで、これは実にこういう時に使えます。
これはもってて良かった。
予備タイヤは以前紹介したミシュランのタイヤ。片方がカットパンクで直ぐ駄目になったので、残りを緊急用として持ち歩いていました。
つまり二択。
タイヤを補修してもよいし、交換するもよし。
しかし、、、、、
予備チューブは忘れています。(汗)
パンク用のパッチはこれまた以前紹介したノリ不要パッチ。
自分の経験上は高圧&細チューブには向きません。
そうです。
これ冬にMTB乗る時に携帯してたのでした。
(であれば700cタイヤ持ってるのもバカですが、、、)

とりあえず選択肢が無いのでこのパッチを使います。
以前素直に張ったらパッチの幅がチューブより広く、巻くように張る時に気泡が入りやすくてやりにくかった。
というわけで、今回は45°斜めに張ってみました。
お? 結構いけそうな気がします。
まずチューブは良しと。

続いてタイヤですが、カットパンクしたのではこのタイヤはもう駄目です。ゴミですね。
このTB-2という製品はそこそこ高く、緊急用とは言えゴミの為に使うのもいやです。
ってわけで、予備タイヤに交換する事にしました。

さて、前スレで書いたミシュランのプロ3レースですが、個人的感想としては耐パンク性能皆無にして乗り心地良しです。
んで、交換して久々に乗ったわけですが、すげぇ気持ち良い、、、、、。
いや、これは神扱いする人居るわけです。
空気圧低めにしておいたせいもあるわけですが、おかげで乗り心地が非常にやわらかい。
でも!
転がり抵抗が高くて重いみたいな事にならない。
不思議です。この気圧でこの軽さ。
いや、これで耐パンク性能が高ければ本当に神何だが、、、、、、。

というわけで飯食って家に、、、、、すげぇ向かい風、、、、、。
いや途中帰るのめんどうくせぇって思いましたが、無事帰りました。
距離にして41km
実にたいした距離でも無いのですが、すげぇ疲れました。
何かこう、体なまってるのも、筋肉痛もパンクも、向かい風も、、、、でもまぁそこまでネガティブ気分では無いですね。

しかしすごいタイミングというか、今チューブラー発注中ですがしばらく到着が伸びそうとの事。
こんなタイミングでパンク。
今クリンチャータイヤ買う気ありませんので、しらばらくは後ろだけPRO3という状態で走りますが、チューブだけは買った方が良いかもしれませんね、、、、、。

さて、今日の反省。
備えあればなんとやら。
次はリュックの中身はお出かけ前に要注意です。はい。

2010年4月9日金曜日

チャリマンガ2-オーバードライブ



オーバードライブ 通称オバドラ

良くシャカリキと比較される後発の漫画です。
私は知らなかったのですが、こちらの方はアニメ化されたりしたので一般の人の認知度はシャカリキより高い模様。

先にこれを読めばそれなりに面白いのかもしれません。
が、シャカリキを読むと二番煎じ感はものすごいもので、シャカリキを元が解らない様改造し、かつ、近年の理論を踏まえ、その上でごってりと肉付けし、特に恋愛系を多めにする事でテイストを変えて、はい別物が出来上がり。
って製造工程的にはそういう印象を受けるのですが、どうにもこうにも遺伝子がシャカリキだと言う感が拭えません。
世間でシャカリキの劣化版とか、自転車漫画では無く恋愛漫画であると言う人もおりますが、、、、、これはこれでこういう漫画であってシャカリキを引きずって比較してはならない、、、とかいろいろ思ったりしてみるものの、、、、、
「シャカリキの劣化版」というのは言い得て妙。いや、この表現はかなり的確です。
時代はシャカリキより進んでる事もあって、ケイデンス等の概念が出てきます。そういう所はまぁ良いのですが。

んで、このマンガをシャカリキの後に読むとどうなるかと言うと、まずキャラが被ります、、、、。
あのキャラのこの部分とこの部分を持ってきて、あっちからこれを持ってきて、んで外見だけ変えれば、、、、みたいな感じが随所に。
そして、個性を出そうとした意識が強いのか、出てくるキャラに付与された個性が病的すぎるのです。
そりゃもう、自転車って常識人は乗れないですか??ってくらい。(笑)
ほぼ全員が非常識で、非常識な過去を持ち、非常識に動きます。

そうそうちょっと話がそれます。
私が高校の頃はまっていた小説家に夢枕獏が居ます。
バイオレンスホラー的なジャンルを書くのですが、その筋の売れ筋作家としては他に菊池秀行が居ました。こちらのほうが当時はいろいろ有名だった様に思います。
が、私は菊池秀行アレルギーでして、もっぱら夢枕獏しか読まなかったのです。
何が駄目かと言うと、私の印象として菊池秀行は都合が良すぎるのです。
別スレで「ドラえもん的問題解決」と言いましたがこれを強く感じるのです。
普通、どんでん返しなり、意外な結末なり、そういうのを考えるのは作者の才能です。
又、上手くそれらを読まれない様な展開の構成、文章能力も然りです。
が、作家というのはある意味小説というのが一つの世界であれば最大級の神であり、何でも出来てしまうのです。
世界の秩序、法則をいくらでも変えてしまえます。
それを良いことに、例えば、本当にたとえばですが、追い詰められた主人公がやられると思った直前、実は彼はどんな弾丸も弾くが、柔軟性に富む様なクリーム状のコート剤を肌に塗っており、全然通用しませんでした。しかも実は、、、、的な事を後だしじゃんけん的に読み手に言われても寒いわけで、私はそういうのを「ドラえもん的、、、」と称しております。
はい、そういう話の持ってき方が菊池秀行の場合強く感じるのです私は、、、。
その他、中途半端に長々とあるシーンを引っ張った後、次の目的地へ行くのには3行程度でたどり着いてしまったり等の、頭の中でのストーリー進行のクロックに一貫性が無く、要するに途中に表現力が無いから、その過程がとくに面白いわけではないので、結果だけ教えてくれる??って感じになるのです。

って話がすごい横にそれましたが、オーバードライブも個人的にはかなりそれに近い物があるのです。
すごい苦労するはずの事を、何故それが出来たのか説得力ある説明が必要な所、ただただあっさりと「彼はやった」的に書いてしまうのです。
通常出来ない事をいかにしてやるか??そういう展開を考えるのは非常に才能が必要です。
が、残念ながら作者にその才能がありません。
でも盛り上げる為には追い詰められる等の何かが必要です。
だから困らせる展開はつくり、才能は無いので、次のコマで理由はどうであれ達成した事を書いてしまいます。

一生懸命戦って勝ち取ったアドバンテージ。
そこまで盛り上げておきながら、どっかで又何か無いと盛り上がらない訳ですから、そうやって引き離してきたやつらとか、どうやったのか解りませんがあっさり追いついて来てまた戦いが続く。
いや、それが出来るならさっき引き離されたりしなかったでしょ???みたいな感じですね。

と否定的な事を多々書きましたが、一方あれは自転車マンガじゃないから。見たいな事を言う人もおり、そういう観点から見れば案外読めたりもします。

いや、シャカリキの時にも話しましたが、熱ければ良いんです。
そういう意味で熱さは結構あり、私は私なりに一気に読みました。
問題は、熱さもあるが、かなり寒さも持っているのです。(笑)
シャカリキよりはギャグを念頭に置いてる所がありそれはそれで面白かったりもします。かつ、恋愛物っぽい所も強いのでこの辺読者層に少しズレがある様です。

ちなみにシャカリキは、このマンガの存在は知らないまま何か自転車やってたらヒルクライムにどっぷりハマった知人がおり、その人にこのマンガを貸したところ「俺は正しかった」的にバイブルになった様です。(笑)
一方、シャカリキにそれ程熱くなかったというか、どこが熱くなれるのか解らないと言う人が居て、その人はオーバードライブを見せたら、何かチャリンコもやってみたくなったと言っておりました。

ですから、私は否定的ではありますが、オバドラマンセーな人も結構居るのだと思います。
実際、こっちのほうがアニメ化さりたりもして一般に知られ、、、みたいな事を言いましたがこれは結果じゃなくて案外これは必然だったのかもしれません。
そもそもシャカリキのほうはどちらかというと内容が濃過ぎて万人受けでは無く、もともとこのオーバードライブのほうが大衆受けの良い物であり、アニメ化されるのであれば当然こちらになる。そういう物だったのかもしれませんね。

んで、今更フォローじゃないですが改めて。

悪くは無いんですよ。
ただ寒い所はとことん寒くて自分を騙しきれないんです、、、。

2010年4月8日木曜日

チャリマンガ1-シャカリキ


自転車マンガのネタでも。
いくつか自転車マンガを大人買いしたりしてたのですが、自転車マンガで有名な物と言えば。そう。

ブラックエンジェル

じゃなくて(笑)

まぁサイクル野郎とか割かし正統系のチャリマンガは古くからありますが、ロードレースをネタにした正統系と言えば「シャカリキ」これが元祖では無いでしょうか?
今から十数年前のマンガですので、自転車も理論も一昔前な感じは拭えませんがそれでも人によっては未だにバイブルかと思います。
表紙の主人公がカスクを被っているのも時代を感じますね。

曽田正人
http://www.sodamasahito.jp/
のデビュー作であるこの作品ですが、その後幾つかロードレース漫画が出てるものの、結局この影響を受けている感じがして、二番煎じ感が拭えません。
実際、ロードレースの駆け引き等普通の人は知る良しも無く、漫画としての見せ所としてその要素をはじめて世に見せたのがこの作品だと思います。

そういう手本を見せたからこそ、このジャンルでドラマは成り立つ事が分かり、その中の要素を微妙に変えたりしながらその後の漫画が生まれた感じは強く、逆に言えばこの作品が無かったのならその後もこのジャンルの漫画が存在しなかったか、あるいは見せ場が大して無く盛り上がりに欠けるマンガばかりだったのかもしれません。

まぁ、マンガに関わらずドラマでも映画でも日々日常の凡な事を淡々と流してもつまらない訳で、そういう意味では非凡な事がネタになる訳ですが、その非凡さも過剰だったり、嘘くさ過ぎたりすると良い大人が読むにはむしろ冷める所もあります。
このシャカリキの良い所は、胡散臭さが無いかと言うとそれは確かにあるのですが、そうであっても駆け引きをする要素やその他シチュエーションがかなりリアルであり説得力があるという点です。

また後ほど他のマンガを紹介したいと思いますが、いずれにしても後発の物は「ドラエモン式問題解決」を強く感じます。
つまり盛り上がる為にいくらでも追い詰められたり何だりする訳ですが、最後はマンガだから現実にはあり得ない様な行為を、あっさりと一言「でも、彼はやった」の一言でやってしまいました見たいに都合よく展開していくのを感じる時があるのです。

その辺、真実では無いにしてもシャカリキには今でもリアリティーを感じるのです。

さて、そのストーリーですが、そもそもチャリンコ乗りの脚質や分野にクライマーと呼ばれる者が存在する事を、一般の人は知りません。
主人公はそのクライマーと呼ばれる分野の坂バカ。
対するライバルはオールラウンダーとは言ってもぎちぎちの知略では無く、どちらかと言うとスプリント・ダウンヒル等のスピード狂系。
さらにその他のライバルが絡んできて、このロードレースの中では極端に特徴が偏ってるであろう坂だけに強い超の付く坂バカで、かつ、負けず嫌いの主人公がどの様にしてロードレースの中で戦っていくのかというのが主な所です。

はっきり言うと、
「自転車って何でしょう?それは坂を上がるマシーンです。」
というマンガですかね。ってんなわけでも無いですが、、、。

尚、このマンガは最初は人から借りてその存在を知ったのですが、もともとはチャンピオンコミックで全18巻でした。
改めてこれを買おうと思ったのですが、そう思った時にはいくつか選択肢が出来ておりまして。
なんといっても15年以上経ってますから。
デラックス版と、それが文庫サイズになった文庫版があります。
ここでバイブルとか言っといて何ですが、私は文庫サイズを買いました。(笑)
本当に集めたいのなら本来のコミックを中古で全巻そろえた方が良いかと思います。
コミックのほうが曽田正人氏のコラム等何箇所かにまぎれており、それらが文庫版等ではカットされているからです。

さて、最後にですがリアリティー等云々しゃべった物の、それがリアルであれうそ臭くあれ、何れにせよこのマンガのすごい所は曽田正人のマンガに閉じ込める熱量と思います。バイブルとは言っても、マンガなんぞ教本にしてはいけません。(笑)
嘘でも何でも、何かやる気が発生していれば良いのです。(笑)